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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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雪の盛岡2

kimiさんと素敵な時間を過ごして、その後は盛岡音楽院の50周年記念のコンサート・・・
県民会館大ホール、何年ぶり???
チェコフィルとソリストに盛岡出身で音楽院育ちのピアニスト、吉田裕子ちゃん。
ラフマニノフのピアノコンチェルト2番、そして休憩の後ドヴォルザークの交響曲「新世界より」。

裕子ちゃんのピアノは、そのテクニックの確かさ、そして決してそれを見せびらかさない、凛とした演奏で、あの難曲を悠々と弾いて素晴らしかった。。。
小さい時、お稽古を待つ自分より小さい子を集めて遊んでくれたりしたとても素敵なお嬢さんでした。
そのお嬢さんが立派に成長して、チェコフィルと共演し、堂々と演奏している姿に涙が出そうになりました。。。

演奏会の後、吉田先生にご挨拶をして、会場にいた昔なじみの方たちと盛岡の街へ繰り出し、旧交をあたためました。
現代の名工と名高い「釜定」の宮伸穂さんや、盛岡在住のグラフィック・デザイナーのCさんたちと夜遅くまで飲んで食べての楽しい時間。。。
みなさん私たちを忘れずにいて下さって、「いつでも帰っておいで」と言ってくださる暖かさに、ますます盛岡大好き!になりました。

ホテルに戻ると

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クリスマス・イルミネーションと大きなツリーが迎えてくれました。

翌日、午前中ちょっと時間が出来て、出かけたのは

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盛岡の西南地区に新しくできた「県立美術館」
ここには岩手が生んだ芸術家たちの作品が常設で展示されています。
彫刻の舟越保武、絵画の松本竣介、萬鉄五郎。。。
舟越保武は38歳でカトリックの洗礼を受け、その後の作品にはキリスト教の深い影響が見られます。
有名なのは長崎の26聖人の像ですが、他にも聖者をたくさん彫っていて、静謐な香りのする作品の前でしばし立ち止まってしまいます。。。

松本竣介と舟越保武は深い交流があり、互いに尊敬しあっていたといいます。
松本竣介のあまりに早い死によって、その交流には終止符が打たれますが、芸術家の魂はいつも寄り添っていたのでしょうね。。。

美術館を出ると

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朝からの雪が益々降りしきっていました。

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盛岡駅前の街路樹、ナナカマドも雪をかぶって寒そう。。。

これから盛岡は本格的な冬を迎えます。
盛岡の冬は長く、寒いけれど、私は冬の盛岡が一番好きです。
しんしんと降る雪の音、その音の中に賢治が歌った詩が聴こえてくるようで、3回経験した冬は忘れられない世界です・・・

雪の盛岡、素敵な出会いがあって、素晴らしい音楽会を聴けて、そして旧交も温められて、よい旅でした。。。
by ank-nefertiti | 2007-11-29 23:53 | 岩手・盛岡