2007年 10月 02日
イタリア♡Love7
いよいよ帰る日。。。
飛行機が夜の9時40分発なので、ホテルへのピックアップが夕方の5時。
それまで荷物をホテルに預かってもらうことに。。。
朝ごはんの後、またもや鍵が開かず、開けてもらおうとフロントへ行ったら、いつものフロントのおじちゃま、すご~く嬉しそうに「グラッツィエ!」と言いました。。。
「違うの~、お部屋の鍵、開けて~」
おじちゃま、またかい!という顔をしましたが、「ごめんなさいね~。だって開かないんですもの!」と言うと、「大丈夫、今、開けてあげるからね」と部屋へ来てくれて、鍵を開けてくれました。
とうとう最後までお部屋の鍵が、自力で開けられなかった私たち。。。
荷物を整理して、いよいよチェックアウト。
そして荷物には部屋の番号のタグがつけられて、ロビーの奥へ・・・
フロントのさんざんお世話になり、最後にはとっても仲良くなったおじちゃまと記念撮影~
ホテルの近くの地下鉄の駅「ポルタ・ヴェネツィア」で、1日券を購入(1日券しか買えない私たち・・・)
今日は、北駅の近くにある「スフォルツェスコ城」へ・・・
このお城は、最初にミラノを治めた「ヴィスコンティ家」の居城で、その後、この地域を治めることになったスフォルツァ家が城砦とした、ルネサンス期の建造物です。
実は、このお城の中にある美術館に、ミケランジェロの遺作「ロンダニーニのピエタ」があるので、それを見に来ました。
ミケランジェロが死の直前まで、ノミを入れていた、という荒削りのピエタ。。。
ヴァチカンにある、ミケランジェロ21歳のときの作品「ピエタ」とは、まるで趣が違いました。
あれほどの力はありませんが、静かな親子の愛情に満ちた、心に響く作品。
まだ掘り出された大理石を荒削りしただけの、ノミの後も残るこの「ピエタ」に、ミケランジェロは彫刻家だったのだ、と、確かに絵も描き、それは素晴らしい作品だけれど、彼の本質は彫刻家以外のなにものもでもなかったのだ、と改めて思いました。
この美術館は3ユーロの入場料ですが、当時の彫刻、ローマ時代の遺物など目を見張る所蔵品がありました。
圧巻は、メディチ銀行のミラノ支店の門。。。
ここは写真撮影が出来なかったのですが、非常に大きな石の彫刻が施された門で、当時のメディチ家の力を思い知るものです。
美術館を出て、庭を散歩していたとき、日本のきれいなお嬢さんからシャッターを押して欲しいと頼まれました。
写真を撮ったあと、しばらく立ち話・・・
その時、彼女の友人がミラン・ポイントで働いていて、昨日、日本の女性がユニフォームを買いに別のお店に来て、「2」番がないことの説明を電話でしていたのを横で聞いていた、という話をされたので、ビックリ。。。
それって私???
私ですよ。。。
「あの、それ、電話の相手は、私です」
彼女、びっくり!!!!
こんなこと、あるのですね~
2時にそのお友だちとランチの約束がある、という彼女とお友だちに宜しく、とお別れし、私たちは街の中心部へ戻りました。
エマヌエレ2世ガレリアの中にあるカフェでミラノで最後のランチ・・・
やはりイタリアでパスタはポモドーロ!
ここのポモドーロが一番美味しかった~
食後にハートの模様も可愛いカプチーノ。。。
そして、いざ、スカラ座へ!
オペラの殿堂です。
5ユーロの入場料で、スカラ座の中へ入れます。
豪華なスカラ座のホワイエ。。。
そして、この時期、イタリアはオペラシーズンではありませんが、たまたまこの日の夜からオペラが上演されることになっていて、スカラ座の舞台ではゲネプロが行われていました。
写真さえ撮らなければ、聴いていることはOK!
なんという幸運~♡
しばし舞台から聞こえるアリアに聞ほれました。
この夜から上演されるオペラのポスター。
スカラ座を後にして、再びエマヌエレ2世ガレリアへ・・・
GUCCIのカフェでお茶・・・
イタリアで最後のカプチーノ。
ここで、ホテルに荷物を引き取りに行く時間となりました。
サンピミラノへ戻り、荷物を引き取り、ピックアップを待ちます。
さんざん面倒をかけたフロントのおじちゃまは既に勤務を終えて、帰ってしまったらしく、居ませんでした。
その代わりに、鍵を何度も開けてくれた、若い、ミランのカカに似たハンサムなフロント・マン君が仕事をしていました。
車に乗る前に、彼に「もう帰るの。ありがとう、本当にお世話になって・・・」と言ったら、彼は最高の笑顔で「チャオ!グラッツィエ!!!」と言いました。
ミラノは着いたとき、よい印象ではありませんでした。
大好きな須賀敦子さんが暮らした街、というので、期待が大きすぎたのかもしれません。
ですが、3日間過ごすうち、少しずつミラノが好きになりました。
この街はローマやフィレンツェと違って、ビジネスの街なのですね・・・
のんびりとか穏やかとは違う顔のイタリア。。。
活気に満ちた現代のイタリアの顔を持つ街でした。
そして、マルペンサ空港まで私たちを運んでくれた運転手さんもとても親切でした。
イタリア、忘れられない国です。
期待を裏切らず、本当に素敵なところでした。
midoriさんと二人、きままな旅で、本当に楽しかった。。。
帰るのがイヤになる位、充実した8日間。。。
また来年ね。。。
イタリア、夢の国**☆♡♪
飛行機が夜の9時40分発なので、ホテルへのピックアップが夕方の5時。
それまで荷物をホテルに預かってもらうことに。。。
朝ごはんの後、またもや鍵が開かず、開けてもらおうとフロントへ行ったら、いつものフロントのおじちゃま、すご~く嬉しそうに「グラッツィエ!」と言いました。。。
「違うの~、お部屋の鍵、開けて~」
おじちゃま、またかい!という顔をしましたが、「ごめんなさいね~。だって開かないんですもの!」と言うと、「大丈夫、今、開けてあげるからね」と部屋へ来てくれて、鍵を開けてくれました。
とうとう最後までお部屋の鍵が、自力で開けられなかった私たち。。。
荷物を整理して、いよいよチェックアウト。
そして荷物には部屋の番号のタグがつけられて、ロビーの奥へ・・・
フロントのさんざんお世話になり、最後にはとっても仲良くなったおじちゃまと記念撮影~
ホテルの近くの地下鉄の駅「ポルタ・ヴェネツィア」で、1日券を購入(1日券しか買えない私たち・・・)
今日は、北駅の近くにある「スフォルツェスコ城」へ・・・
このお城は、最初にミラノを治めた「ヴィスコンティ家」の居城で、その後、この地域を治めることになったスフォルツァ家が城砦とした、ルネサンス期の建造物です。
実は、このお城の中にある美術館に、ミケランジェロの遺作「ロンダニーニのピエタ」があるので、それを見に来ました。
ミケランジェロが死の直前まで、ノミを入れていた、という荒削りのピエタ。。。
ヴァチカンにある、ミケランジェロ21歳のときの作品「ピエタ」とは、まるで趣が違いました。
あれほどの力はありませんが、静かな親子の愛情に満ちた、心に響く作品。
まだ掘り出された大理石を荒削りしただけの、ノミの後も残るこの「ピエタ」に、ミケランジェロは彫刻家だったのだ、と、確かに絵も描き、それは素晴らしい作品だけれど、彼の本質は彫刻家以外のなにものもでもなかったのだ、と改めて思いました。
この美術館は3ユーロの入場料ですが、当時の彫刻、ローマ時代の遺物など目を見張る所蔵品がありました。
圧巻は、メディチ銀行のミラノ支店の門。。。
ここは写真撮影が出来なかったのですが、非常に大きな石の彫刻が施された門で、当時のメディチ家の力を思い知るものです。
美術館を出て、庭を散歩していたとき、日本のきれいなお嬢さんからシャッターを押して欲しいと頼まれました。
写真を撮ったあと、しばらく立ち話・・・
その時、彼女の友人がミラン・ポイントで働いていて、昨日、日本の女性がユニフォームを買いに別のお店に来て、「2」番がないことの説明を電話でしていたのを横で聞いていた、という話をされたので、ビックリ。。。
それって私???
私ですよ。。。
「あの、それ、電話の相手は、私です」
彼女、びっくり!!!!
こんなこと、あるのですね~
2時にそのお友だちとランチの約束がある、という彼女とお友だちに宜しく、とお別れし、私たちは街の中心部へ戻りました。
エマヌエレ2世ガレリアの中にあるカフェでミラノで最後のランチ・・・
やはりイタリアでパスタはポモドーロ!
ここのポモドーロが一番美味しかった~
食後にハートの模様も可愛いカプチーノ。。。
そして、いざ、スカラ座へ!
オペラの殿堂です。
5ユーロの入場料で、スカラ座の中へ入れます。
豪華なスカラ座のホワイエ。。。
そして、この時期、イタリアはオペラシーズンではありませんが、たまたまこの日の夜からオペラが上演されることになっていて、スカラ座の舞台ではゲネプロが行われていました。
写真さえ撮らなければ、聴いていることはOK!
なんという幸運~♡
しばし舞台から聞こえるアリアに聞ほれました。
この夜から上演されるオペラのポスター。
スカラ座を後にして、再びエマヌエレ2世ガレリアへ・・・
GUCCIのカフェでお茶・・・
イタリアで最後のカプチーノ。
ここで、ホテルに荷物を引き取りに行く時間となりました。
サンピミラノへ戻り、荷物を引き取り、ピックアップを待ちます。
さんざん面倒をかけたフロントのおじちゃまは既に勤務を終えて、帰ってしまったらしく、居ませんでした。
その代わりに、鍵を何度も開けてくれた、若い、ミランのカカに似たハンサムなフロント・マン君が仕事をしていました。
車に乗る前に、彼に「もう帰るの。ありがとう、本当にお世話になって・・・」と言ったら、彼は最高の笑顔で「チャオ!グラッツィエ!!!」と言いました。
ミラノは着いたとき、よい印象ではありませんでした。
大好きな須賀敦子さんが暮らした街、というので、期待が大きすぎたのかもしれません。
ですが、3日間過ごすうち、少しずつミラノが好きになりました。
この街はローマやフィレンツェと違って、ビジネスの街なのですね・・・
のんびりとか穏やかとは違う顔のイタリア。。。
活気に満ちた現代のイタリアの顔を持つ街でした。
そして、マルペンサ空港まで私たちを運んでくれた運転手さんもとても親切でした。
イタリア、忘れられない国です。
期待を裏切らず、本当に素敵なところでした。
midoriさんと二人、きままな旅で、本当に楽しかった。。。
帰るのがイヤになる位、充実した8日間。。。
また来年ね。。。
イタリア、夢の国**☆♡♪
by ank-nefertiti
| 2007-10-02 23:23
| 旅