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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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小山実稚恵プロデュース「ピアノスピリッツ・第3回 ロマンティック・シューマン」

地元の去年新しくなった公会堂で、今年の1月からピアニストの小山実稚恵さんがプロデュースをする、ピアノのコンサートシリーズ「ピアノスピリッツ」が1年間、隔月で行われています。
今日はその3回目。
ピアノは田部京子さん。ゲストにメゾソプラノの林美智子さんで、「ロマンティック・シューマン」と題して、オールシューマンのプログラムでの演奏会。

田部さんのピアノを生で聴くのは初めて。
最初の「子供の情景」は抑えた演奏で、音も非常に美しく、会場にあたたかな空気が流れました。

そしてメゾソプラノの林さんとの共演で「歌曲集・女の愛と生涯」全曲。
メゾの林さんは本当に美しい、雑味のない声の持ち主で、一人の女性の恋ごころから結婚、子供が生まれ、人生の幸福の絶頂期、そしてあまりにも突然の最愛の夫の死を迎えるまでを、田部さんのピアノの伴奏で情感豊かに歌い上げました。
最後、舞台の照明がピアノの部分だけを残して消えて、とても印象的な演出。。。

休憩の後も田部さんの伴奏、林さんのメゾで「歌曲集・リーダークライス」から5曲を選んで、第1曲・異郷にて、第3曲・森の語らい、第5曲・月の夜、第8曲・異郷にて、第12曲・春の夜が歌われました。
休憩後、お二人は衣装を着替えてステージに!
田部さんは前半の白いドレスからきれいなブルーのドレス、林さんは黒のドレスから白のドレスへ。
曲のイメージでそれぞれがドレスを変えられたのでしょう。
田部さんの伴奏は非常に落ち着いていて、林さんはとっても歌いやすそうでした♪
シューマンの歌曲はとてもロマンティックで、心に響きます。

後半の最後は今日の主役、田部さんのピアノで「謝肉祭」
かなりゆっくりとしたテンポで弾かれました。
ただ、ちょっと残念だったのは、第3曲目「アルルカン」で右手の小指で高音の鍵盤をポン!と叩くところが何箇所があるのですが、どの時も音がクリアじゃなかった、というよりにごって聴こえたことです。
そしてもう少し緩急をつけてもよかったのじゃないかしら。。。
「コケット」などはもっともっとコケティッシュに弾いてもよいのじゃないか、とちょっと思いました。
田部さんのピアノは音がきれいで豊かなだけにもったいなかったかな、と・・・

このシリーズ、7月はジャズの貴公子、世界のOZONEこと小曽根真さんが登場します。
実稚恵さんは最初の1月にオーボエの宮本昭文さんとジョイントで演奏し、そしてシリーズ最後の11月に「11月のショパン」と題してショパンのプログラムを弾きます。

3月の小菅優ちゃんとクラリネットのウィーンフィルの重鎮、シュミードルさんの公演の時には、実稚恵さんと会場でバッタリ!お目にかかり、あら!まあ!と挨拶をしましたが、今回はお目にかかれず残念でした。。。

春の宵、地元の素晴らしいホールでの心を豊かにする音楽のひととき。。。
明日からのGW後半もよい時間が過ごせそうなそんな気持ちになりました♪
by ank-nefertiti | 2007-05-03 01:55 | 音楽