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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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真夏の第九

紀尾井シンフォニエッタの2010~2011年シリーズの最後の演奏会がありました。
今日はotosanが岩手に行っていていないので、どりさんにお声をおかけしてご一緒していただきました^^

今シーズンの紀尾井は、ベートーベンチクルスでした。
ベートーベンのシンフォニーを5回の演奏会ですべて演奏するというシーズンの最後は、第九!

日本で第九と言えば暮れの風物詩みたいになっていますが、今日は真夏の第九でした。

指揮者はハルトムート・ヘンヒェン。
ドイツ、ドレスデンの音楽祭監督を務めたり、世界のオケで客演をしたりしてる、名指揮者です。

プログラムは

・ピアノ、合唱と管弦楽のための幻想曲ハ長調作品80「合唱幻想曲」
・交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱」

ピアノは、若林顕。
CDでなく、生では初めて聴くかも???
ほほ~^^
ピアノの音色がきれいです。
強さと繊細さを持ったピアノ。
合唱の東京オペラシンガーズはさすが!でした。
ソロの歌手たち、カロリーネ・シュタイン、永崎京子、池田香織、大槻孝志、シュテファン・マルギタ、トーマス・オリーマンス。
日本人3人、頑張っていました。
合唱幻想曲、短い曲ですが、第九のおけいこのような雰囲気があり、今日のプログラムには最適でした^^

休憩をはさんでの第九!

指揮のヘンヒェンの指揮棒が振り下ろされた瞬間から、ホールの空気が変わりました。
いや、これは凄い?
次第に高まる期待~^^
非常に躍動感に満ちた演奏で、そうだよね、きっとベートーベンもこういう風に振ったんだろうなぁと思わせるタクト。
シンフォニエッタのメンバーも気持ちよさそうに演奏していました。

そして、あまりにも有名な合唱部分!
バリトンのオリーマンスのまあなんと良い声!
やはり紀尾井ホールは声楽に向いています。

あ~、本当によい演奏会でしたよ~!
紀尾井シンフォニエッタはほぼフルメンバーで、いつも以上によい演奏でした。
紀尾井は室内オケに近い編成ですが、それでこれだけのボリュームの演奏が出来るということ、それはもう団員一人一人の技量の凄さにある!と思いました。
今日のコンマスは、ウィーンフィルのコンマスであるホーネックの愛弟子でもある青木孝志さん。
こちらも素晴らしいコンマスでした。

真夏の夜に響いた「歓喜の歌」

東北へも届けたい!

どりさん、ご一緒してくださってありがとうございました~^^




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by ank-nefertiti | 2011-07-16 00:40 | 音楽

by 杏