2011年 05月 08日
なかなか読み終わらない・・・
もうずっと読んでいるのです。
ですが、内容が内容だけに、なかなか読み終わらない・・・
私は、なぜかマキァヴェッリという人物に惹かれるのですよね。
「わが魂よりも祖国を愛す」
と言ったマキァヴェッリ。
ええ、別に彼はフィレンツェ共和国の幹部だったわけではありません。
書記官であり、外交官であった人で、地位が高かったわけではない。
それでも、彼は不遇だった晩年も、祖国フィレンツェを愛してやまず、この早くに生まれすぎた天才は、なぜに自分の言うことが理解されないのか、と思いながら死を迎えたに違いないのです。
あのチェーザレ・ボルジアを理想の君主として描いた「君主論」が、その著作の中では一番有名なのだと思います。
目的のために手段を選ばず、という論調があることから、後世、危険思想の持ち主という汚名(苦笑)を着せられて、ニコロはきっと天国(地獄ではないと思うので)で、苦笑しているに違いありません。
今の日本をニコロが見たら、どんなことを言うでしょうか。
首を横に振りながら
「ああ、今こそこの国にはチェーザレが必要だ。瞬時に的確な判断を下す彼のような君主が必要だ。なんだこの有り様は!」
とでもいうのでしょうか。
それとも、あきれ果て、何も言わず、ただ静かに立ち去るのでしょうか。
フィレンツェのヴェッキオ宮にある、ニコロの肖像画と胸像に、ちょっと問いかけてみたいな、と思います。
さて、ところで、私はこの本を一体いつになったら読み終わるのでしょうか>苦笑
ちょっといろいろとありまして、相変わらず皆様のところへお邪魔できずにおります。
ごめんなさい。。。
ですが、内容が内容だけに、なかなか読み終わらない・・・
私は、なぜかマキァヴェッリという人物に惹かれるのですよね。
「わが魂よりも祖国を愛す」
と言ったマキァヴェッリ。
ええ、別に彼はフィレンツェ共和国の幹部だったわけではありません。
書記官であり、外交官であった人で、地位が高かったわけではない。
それでも、彼は不遇だった晩年も、祖国フィレンツェを愛してやまず、この早くに生まれすぎた天才は、なぜに自分の言うことが理解されないのか、と思いながら死を迎えたに違いないのです。
あのチェーザレ・ボルジアを理想の君主として描いた「君主論」が、その著作の中では一番有名なのだと思います。
目的のために手段を選ばず、という論調があることから、後世、危険思想の持ち主という汚名(苦笑)を着せられて、ニコロはきっと天国(地獄ではないと思うので)で、苦笑しているに違いありません。
今の日本をニコロが見たら、どんなことを言うでしょうか。
首を横に振りながら
「ああ、今こそこの国にはチェーザレが必要だ。瞬時に的確な判断を下す彼のような君主が必要だ。なんだこの有り様は!」
とでもいうのでしょうか。
それとも、あきれ果て、何も言わず、ただ静かに立ち去るのでしょうか。
フィレンツェのヴェッキオ宮にある、ニコロの肖像画と胸像に、ちょっと問いかけてみたいな、と思います。
さて、ところで、私はこの本を一体いつになったら読み終わるのでしょうか>苦笑
ちょっといろいろとありまして、相変わらず皆様のところへお邪魔できずにおります。
ごめんなさい。。。
by ank-nefertiti
| 2011-05-08 01:18
| 読書