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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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初恋のきた道

ずっと見たかった「初恋のきた道」

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1999年の作品で、ベルリン映画祭で銀熊賞をとり、当時とても話題になりました。
ところが、今日まで見る機会を失い・・・

今日、BS日テレで放送していたので、しっかり!とTVの前に座り観ました^^

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主人公、ディを演じる、チャン・ツィイーのなんと可憐なこと!

あらすじはご存知の方が多いでしょうから書きませんが、純粋な気持ちを貫いた少女の健気さに涙腺がゆるみます。

お料理がこの映画ではかなり重要な位置を占めていて、ディが先生、ルオのために一生懸命作るお料理の数々は、そこに込められたディの先生に対する恋心がのぞいてなんとも微笑ましく・・・

都会と村をつなぐ1本の道。
ディには愛が通ってきた道。

四季折々の美しい風景の中に織りなすディとルオの恋物語。

やっと見ることが出来た作品は、ほっと心が優しくなる映画でした。


今日、オーチャードホールへ小山実稚恵さんのリサイタルを聴きに行きました。
ショパンとシューマン。
素敵でした。

その帰り、ル・シネマの広告が目について・・・
あ~、観たい!!!
「約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語」と「私の可愛い人-シェリ」
だけど・・・いつ行くのだろう???私???
by ank-nefertiti | 2010-11-13 21:52 | 観劇・映画
久しぶりに映画に行ってきました。

観たい映画はたくさんあるのですが、今回は

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34歳の若さで、天国へ旅立ってしまった、F1レーサーアイルトン・セナのドキュメンタリー。

 アイルトン・セナ ~音速の彼方へ

今年が生誕50年を迎えるのを記念して、アイルトン・セナ財団とフォーミュラー・ワン・アドミニストレーションの全面協力を得て、セナの生きた証、熱い思いを今に伝えるドキュメンタリー。

セナが、サンマリノGPで、イモラのコースに散ったのを、当時高校生だったF1ファンの息子とTVで見ていたのが、つい昨日のようです。
本当に一瞬の出来事でした。

えっ???

息子と二人で、画面に見入りました。

何が起こったの???

放送の最後に、中継していたフジTVのアナウンサーと、解説の二人が、涙ながらにセナの死を告げた時、息子は涙を流しました。

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天才ともいえるドライビング・テクニック。
そして常に上を目指す向上心と弛まぬ努力。

貧困にあえぐ祖国ブラジルに、希望の光を点し続けたセナ。

FISA会長のバレストルが押し付けてくる政治的圧力、そしてマクラーレンでのチームメイト、アラン・プロストとの確執。
フランス人同士、なんとしてもプロストを勝たせたいバレストルが、セナに言う、「私の決断がすべて正しいのだ」という言葉は、若いセナにとってどれだけ悔しく、また受けれ難いものだったことでしょう。

半年間のライセンス取り消しやら、突然のコース変更やら、よくくじけず頑張った、とスクリーンを見ていて涙が出ました。

マクラーレンからウィリアムスに移籍をしたその年に、セナは帰らぬ人となりました。
シーズン当初から苦しめられた、マシンの不調。
イモラ・サーキットでの事故は、いつものセナならあり得ないところで起こったもので、何故あのような事故が起きたのかは、今も謎のまま・・・
マシンに突然トラブルが起きて、操縦不能となったのではないか、というものが一番多く言われている原因ですが、それもこれもセナに聞いてみないことには、わかりません。

ただ、このレースは、予選でもドライバーが事故により1名亡くなっています。
そのショックから誰もが抜け切れていないのに、レースを開催したFISAにも問題はあるようにも思いますが、何を言ってももうあの天才ドライバーは帰ってきません。

セナは元気だったころから、祖国ブラジルの貧しい子供たちになにか手助けはできないか、と心を砕いていましたが、死後、その意思を継いで、彼の姉が「アイルトン・セナ財団」を設立し、その管財人にはなんとあれほど険悪な関係にあった、アラン・プロストが就任しています。
死してなお、祖国ブラジルのためにその思いを紡ぎ続けているセナ。

イモラのサーキットで、マシンに乗り、レースの開始を待つセナが映し出されましたが、それはまるで自分の死を予感しているような、なんとも言えないうつろな表情でした。
セナ、なんでそんな顔をしているの?と声をかけたくなるような、悲しげな顔。

最近ではF1は、TVでもほとんど見ることもなくなりましたが、もし、セナが死なず、元気でいたら、今のF1の世界は違っていたかもしれず、今も私は息子と二人TVの前で観戦していたかもしれません。

24歳でF1のシートに座り、3度の世界王者となり、最速のドライバーと呼ばれた、アイルトン・セナ。
事故現場に駆け付けた、セナと親しかったドクターが「自分は信心深くないが、セナが息をはいて、その後身体から力が抜け落ちたとき、あ、セナの魂は今肉体を離れた、と感じた」と、語っていました。

この事故の後、FISAはこのドクターに安全管理を依頼しました。
そして、その後、F1レースでの死者は一人も出ていません。

レースの安全を常に訴え続けていたセナの思いが、皮肉なことにその死と引き換えに実現されたわけで、大きな代償だった、と映画を見ながら涙とともに思いました。

セナのファンならずとも、この映画はドキュメンタリー作品として非常によくできており、お時間があれば、鑑賞されてみるのもよいのではないかな、と・・・
セナファンには涙なしでは見ることは出来ませんが・・・
by ank-nefertiti | 2010-10-10 21:09 | 観劇・映画
本日もずれ込んだお昼休みに更新^^;

というのも、今日から日曜まで私は予定が目白押し!!!
今日はイタリア語(振り替えた)、明日の夜はオーチャードでオペラ「こうもり」、金曜の夜はイタリア語特別講座、土曜は小山実稚恵さんのリサイタル、日曜は朝から101ファン仲間と鎌倉散策のミニオフで、夜は藤沢でJoeのライブ。

で、比較的余裕のある昼休みに更新ってわけです^^

昨夜、BS2で放送していた、不朽の名作「ウエスト・サイド・ストーリー」
何度観てもよいな~^^

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バーンスタインの音楽も最高で、出演者も素敵!
お話は、シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」が下敷きになっていて・・・

実はOTOSANが

      「曲は聴いているけれど、映画はちゃんと観てない」    

なんていうまさか!の衝撃の告白!

嘘でしょ~!!!!
観ていないなんて~!!!!

で、観ました、しっかり^^

アメリカの今も続いていると思われる、人種差別が招く若い恋人たちを襲う悲劇。

途中でトニーとマリアが「どこかにある二人の特別な場所、そこへ一緒に行こう・・・」と歌う、

「Somewhere」

この曲が、トニーがチノに銃で撃たれて亡くなり、その亡骸が運ばれていく、といラストシーンでも流れて、ああ、トニーとマリアが行きたかったのは、こんな景色じゃない!と涙がこぼれます。

この映画が好き!とおっしゃる方はとても多くて、人生を変えられた、という方も私は知っています。
そういう方がいるのが理解できる作品です。

映画の全編に流れる、バーンスタインの音楽は、どなたもご存じの曲ばかり。
今年の冬季五輪、女子フィギュアスケートで、鈴木明子選手のフリーの演技はこの映画の曲のメドレーでした。

ダンスも素晴らしくて、ジョージ・チャキリスのあの有名なシーンで高く上がる足に、少女だった頃の私はとっても驚き、あこがれたものでした。

今日は朝から頭のなかで、名曲「トゥナイト」がずっと流れています^^

ああ、本当に映画って素敵ですよね!
ねえ!こすもすさん~♪
by ank-nefertiti | 2010-06-09 12:45 | 観劇・映画

Coco Chanel

ちょっとずれ込んだ昼休み^^
今のうちに更新^^;

昨夜、TVで映画の「Coco Chanel 」を放送していました。

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2008年のアメリカ・イタリア・フランス合作映画。
主人公のCoco役は、歳をとってからが名女優のシャリー・マクレーン、若い頃をバルボラ・ボブローバが演じています。
去年、ル・シネマで予告だけ観て、出かけることができなかった映画。

1954年に15年の沈黙を破り、コレクションを発表したCoco。
でも、そのコレクションは、「過去から脱却できないシャネル」などの酷評を受けることになり、メゾンの経営も行き詰まり、その経営権を手放す寸前にまで追いつめられる・・・
その時、Cocoの脳裏に浮かぶ貧しかった少女時代、そしてお針子時代、初めての恋人エチエンヌと過ごした時間、最愛の人、ボーイ・カペルのこと・・・

犠牲にしてきた自分の思い、数々の愛の思い出など、Cocoは今の名声を手に入れるまでを思い、再起を誓う・・・

そして、酷評されたコレクションから甦るように、戦後2回目のコレクションの発表は大成功を収め、以後、亡くなるまでCocoはファッション界のトップの地位を他に明け渡すことはなかった・・・


映画の全編に出てくる、シャネルのファッション、そしてCocoが言う

           「私は、流行を作っているのではない、スタイルを作っているの」

         「美しさは女性の『武器』であり、装いは『知恵』であり、謙虚さは『エレガント』である」

         「20歳の顔は自然の贈り物、50歳の顔はあなたの功績」


どれもこれも納得してしまいました。

シャネルの洋服は、それをCocoが望んだかどうかはわかりませんが、非常に高価で、誰にでも着ることができるというものではありません。
この映画を観て、あのお洋服を着て本当に似合うのは、お金持ちだから買えて着るではなく、そのポリシー、生き方に自分を持っている人なのではないかと思いました。

すでに50歳を過ぎている私は、Cocoの「50歳の顔はあなたの功績」という言葉に、ドキッ!としました。
自分の顔に自信が持てるだけのことを私はしてきただろうか。。。
否・・・です。。。

私がシャネルを着ることはきっと生涯ないでしょうが(買える資金もありませんしね>苦笑)、ただ、Cocoのいう「あなたの功績」という言葉を、自然に「そうよね!私の顔は私の功績!」と言える人間になりたい、と思います。
また、そう言えない人が着ても、シャネルはきっと似合わない。
そして、シャネルが本当に似合う方は、それまでの人生をきちんと己の足で歩いてきた方。

非常に素敵な映画でした。
DVD、買おうかな!と思います。
自分に自信が持てなくなったとき、なにかに躓いたとき、この映画から勇気がもらえるような、そんな気がします。

そして、シャリー・マクレーン、素晴らしい女優さん!


あ、今夜は同じチャンネルで、なんと、なんと「ウエスト・サイド・ストーリー」が放送されるんですよ~!!!
こちらも観なくちゃ!!!
by ank-nefertiti | 2010-06-08 12:48 | 考えること

イタリア映画祭 2010

昨日、28日から始まった、「イタリア映画祭」

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観に行けるのは今日だけ!

イタリア語の先生、Eriのお薦めの映画もたまたま今日上映される!というので、行ってきました。

一日に4本上映されるのですが、とても全部観るのは無理・・・

ということで、朝一番の「Gli amici del Bar Margherita」と夕方4時10分からの「Questione di cuore」の2本を観ました。

特に「Questione di cuore」(邦題 ハートの問題)は、Eriが絶対に観て!と言った作品。

ただ・・・ここまで人気とは思わず、前売りを買うのに出遅れ・・・既に前売り完売(-_-;)
なので、朝9時半から売る当日券を購入するのに並びました。
「Gli amici del Bar Margherita」(邦題 バール・マルゲリータに集う人々)の前売りはギリギリセーフ!で買えたんですが・・・

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舞台はボローニャ。
街のバール、マルゲリータに集まる常連客の日々を、18歳の少年、タッデオの目を通して描いた、この作品の監督であるPupi Avati の半自伝的作品です。
2009年にイタリア本国では公開されました。
バールに集まる男性常連客の、篤い(?)友情と、それをいつか自分も仲間に。。。と思いながら見ているタッデオ。
思わず噴出してしまうシーンもあって・・・
演技派が集まったこの作品、とっても素敵でした。

途中、ランチをしに銀座の街に出て、あちこちお散歩。
よいお天気だったので、銀座はにぎやかでした^^

そして、2本目の「Questione di cuore」(邦題 ハートの問題)を観るために、もう一度マリオンの朝日ホールへ・・・

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これはもう、Eriが、
    
     「見終わったあとに、心がしみじみとする映画」

と言ったのがよく分かる映画でした。

同じ夜、同じように心臓発作で倒れ、方や救急車で、方や自力で病院へ辿りついた、アンジェロとアルベルト。
手術後のベッドが隣り合わせ。
看護師から「そんなに喋って疲れないか」と言われるくらいに、なぜか打ち溶けておしゃべりに興じる二人・・・

退院後、再び二人は出会い・・・

不思議な男の友情と、家族の物語です。

もし、ごらんになられる機会がありましたら、この映画は是非に!!!

私とOTOSANは2本が限界でしたが、中には今日4本全部観る、と言っていた方もいました。
本当は、この二つの映画の間に上映された「勝利を」も観たかったのですが、これはDVDになるのを待ちます。
次の上映は5月3日で、私はその日は既に予定あり・・・>悲

イタリアの映画、ハリウッドのそれに比べると地味ですが、どれもこれも本当によい映画です。
映画好きにはたまらないです^^

♪イタリア映画祭
  東京  4月28日~5月4日まで  有楽町マリオン11階 有楽町朝日ホール
  大阪  5月8日~9日まで     ABCホール
  ホームページ  http://www.asahi.com/italia/2010/
by ank-nefertiti | 2010-04-29 22:29 | 観劇・映画
朝、一番で(9時半からですよ~>驚!)映画を観てきました。

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のだめカンタービレ「最終楽章」後編。

この作品、原作の漫画の大ファンで、ずっと読んでいました。
原作の漫画は、それまでクラッシックに興味のなかった人をもコンサート会場へ行かせてしまった、という大人気漫画。
TVでドラマ化されると聞いたとき、誰がのだめをやるんだろう?千秋は???と気になって、気になって>笑

おおむねキャストには満足!でしたが、シュトレーゼマンが竹中直人と聞いて・・・それはないでしょ~!!!と思ったのです。
やだな~、またあのわざとらしいくさい演技をみせられるの????

ところが、不思議なもので見慣れてしまうとおかしくない・・・>苦笑

のだめ役の上野樹里ちゃんは、この役はこの女優さんにしか出来ないよね!というほどぴったり!とのだめにはまっていて、「スウィング・ガールズ」以来、断然樹里ちゃんファンの私はウフフ!!!
玉木くんの千秋もあら!よいではないの!
峰くんの瑛太も、黒木くんの福士くんもはまり役!

というわけで、TVも毎回楽しみに観て、その後のスペシャルドラマも録画をして何度も観て、この映画の前編は昨年の暮れに公開されたのですけれど、私とOTOSANはなんと大晦日に観に行ったんですよ~>苦笑

前編はTVドラマと雰囲気がほとんど変わらず、コメディタッチ。
でも、後編は。。。

これからごらんになられる方のために書きませんが、演じている俳優さんたちは大変だったろうなぁ・・・と思いました。

全編にクラッシックの名曲がふんだんに使われて(音大生やら演奏家が登場人物なんですから、当然なんですが)、ちょっとコンサート会場にいるような錯覚^^
樹里ちゃんのピアノは、ラン・ランが吹き替えているのですが、でも、そうとは思えない樹里ちゃんの演技!
清良役の水川あさみさんもヴァイオリンが弾けるわけではないのに、あのブラームスのヴァイオリン協奏をコンクールで演奏する、という難しいシーンがあり、まるで水川さんがそこで実際に弾いてるような演技で、こちらも凄い!

この映画で、のだめちゃんの物語が終わってしまうのが残念なくらい素敵な出来でした。

続編とかないのかしら・・・
その後ののだめと千秋・・・みたいな~^^

余談ですが、オーボエ奏者の黒木君の役を演じている、福士誠治くん、ウィーンのツッチーによく似ているんですよ!
黒木くんが出てくると、ツッチーがいるようで不思議な感じがしました^^
by ank-nefertiti | 2010-04-25 18:06 | 観劇・映画

Dr.パルナサスの鏡

テリー・ギリアムが監督した、本当に不思議なファンタジー、「Dr.パルナサスの鏡」

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この映画は、撮影中から話題でした。
主役の「トニー」を演じる、ギリアム監督が彼でなくてはダメだ!と言ってキャスティングをした、ヒース・レジャーが、あろうことか撮影中に薬物の過剰摂取によって、急死する、という悲劇が起こり、この作品は完成しないのではないか、と言われました。

トニーの役をあのトム・クルーズがやりたいと手を挙げたのに、ギリアム監督は、彼ではダメ、と却下し、もし、代役が出来るとすれば、それはヒースと本当に親しかった者だけ、と語りました。
ギリアム、えらいっ!!!
そうです、この役はトムにはぜーったいに無理、、無理!!!

そして・・・
ヒースと心底親しかったジョニー・デップがトニーをやると言い、ギリアム監督もジョニーなら!と再びメガホンを取ったのですが、他の作品が同時進行していたジョニーが、この作品に割ける時間は1日半・・・

脚本を一部変更して、ヒースと親しかった、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが参加することになり、映画は無事に完成しました。

他に、パルナサス博士の役で、本当に懐かしい、クリストファー・プラマーが出演しています。

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その1000才になる(!)パルナサス博士には、大事な一人娘がおり・・・
そして、その娘をめぐる大変な秘密!

鏡の向こうとこちら側。
鏡の向こうは何でも叶う夢の世界。
こちら側は、哀しい現実の世界。

その二つの世界を行ったり来たり・・・

人間の欲望は、どこまでも深く、そしてまた人間の純粋さも限りなく深く・・・

約2時間の不思議な旅。。。

名優たちが織り成す、夢とおかしさと、そして人の深い悩みの世界にある哀しさと。。。

最後はハッピーエンドです。

実はこの映画のエンドで、なんとJoeは号泣したのだとか。。。

私?私は・・・泣きませんでした。。。
でも、とっても不思議な感覚で見終わりました。

この映画にどっぷりとつかり、泣けるJoeはとても純粋な人なんだなぁと思います。
私はつかりましたが、そこまで純粋じゃないらしく、ホロリとはしましたが、泣くまでには至らず・・・でした^^;

それでも、お薦めです、この映画!
ヒースが元気で、すべてのシーンを演じたらどうだっただろうか?と思いました。

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でもね、ジョニーが本当に素晴らしかったんですよ!
こういう不思議な役を演じると、ジョニーは本当に上手い!!!
ジョニーに時間があって、残りのトニーを全部演じたら・・・それも素晴らしかったのじゃないか、と思います。

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あ、ジュード・ロウもね、へえ!こんな役も出来るんだね!だったし、コリンだってトニーの一番ダメでイヤな部分を上手く演じていてさすが!なんですよ~^^

まだ上映されているようですので、お時間がおありの方は是非に~

大人の上質なファンタジーです^^
でも、ちょっと人間の本質も見させてもらって、微妙な心にもなりますけどね。。。
by ank-nefertiti | 2010-03-15 22:23 | 観劇・映画

副王家の一族

クララ・シューマンを観に行った時、予告を観て、もうこれは絶対に観たい!!!と思った映画「副王家の一族」
イタリア統一時のシチリアのある貴族の物語。

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当時のシチリアはスペイン・ブルボン王家が支配しており、映画の舞台になっている一族もスペイン出身の代々副王の立場にある貴族。

そのウゼダ公爵家の当主の母親が亡くなるところから物語は始まります。

法律の改正により、長子が資産の全てを相続する、ということが許されなくなった時代、葬儀が済むとまず起こるのは遺産についての様々なこと・・・
ウゼダ家の長子であるジャコモはそれが許せない。。。

そして物語の主人公であるジャコモの息子コンサルヴォは、そんな父親と常に敵対して生きてきた・・・

ジャコモは弟のライモンドの愛人問題のもみ消しを条件に弟の相続分を手に入れ、名実ともに公爵家の主となり、一族にその権力を押し付けます。
息子のコンサルヴォすら修道院へ入れてしまい、ますます二人の距離はできるばかり・・・

そんなウゼダ公爵家をよそにイタリアは次第に統一への機運を高め、ガリバルディの赤シャツ隊がシチリアへ乗り込み、シチリアはイタリア王国へ組み込まれることとなって・・・
その騒ぎの中、コンサルヴォと従兄弟のジョバンニーノは修道院を逃げ出し、家へ戻る事に成功しますが、最愛の母は瀕死の床に・・・

母が亡くなり、埋葬もすまないうちにジャコモは従姉妹との再婚を宣言し、コンサルヴォはそんな父に怒りを爆発させ、ますます反抗の姿勢を強めますが、それでもコンサルヴォは父を憎みながら、どこかで父を意識し続けていました。

その後妹のテレーザがコンサルヴォの無二の親友でもある従兄弟のジョヴァンニーノと愛しあいながら、父の命令でその兄のミケーレと結婚をすることになり、その婚姻の日、ジョヴァンニーノが失意のうちに拳銃自殺をする、という事件が起きて、コンサルヴォは父と決別することを決め、カターニャの市長選に打って出ます・・・

ウゼダ公爵家を舞台とした、壮大な物語・・・
イタリアがそれぞれの州に分立していた時代から、統一へ向けて激動の時代となり、イタリアとして統一された後までの副王家の一族が好むと好まざるとにかかわらずに歩まざるを得なかったそれぞれの道。

とても見ごたえのある映画でした。
主人公のコンサルヴォを演じる、アレッサンドロ・プレツィオージは日本では有名ではないけれど、イタリアでは非常に人気があり、正統派美男俳優として名高い、いうことが本当によくわかる俳優で、いや、こちらも久々によい意味でのイタリアのよい男を観ました^^

そしてなにより耳に心地よいイタリア語。

映画の最後、コンサルヴォがつぶやく一言・・・

「イタリアは出来た。イタリア人が出来るのはいつだろうか」

そう、イタリアという国は出来た・・・
でも、今でもイタリアは「ローマ人」「フィレンツェ人」「ヴェネチア人」「トリノ人」「ジェノヴァ人」などなどその地方、その都市の名前で暮らす人を呼びます。
古代の都市国家が今でも存続しているかのような、自分の暮らす地域に非常な愛着を持つ人びと・・・
それはサッカーの試合に顕著に現れるのです。
日本では想像も出来ないほどのおらがチームに対する熱狂。

イタリアにはいつまでたってもイタリア人は出来ないのかもしれません。
イタリアにあるのは、結束の固いファミリーであり、そのファミリーが暮らす地域であり、地方なのです。
この映画のウゼダ公爵家が、結局は血族としてなんのかんの言いながらも固まっていたこと・・・
あれほど家と父親に反発していたコンサルヴォが、家の主になった途端に家の存続を思ったということからも、イタリアはこれからもずっとファミリーの国なのだろうな、と思いました。。。

そして、私はやはりハリウッドものよりヨーロッパ映画の方が好き!!!

この映画はかなり長編ですが、映画好きにはたまらない作品、と思います。
東京ではル・シネマで上映中です。
by ank-nefertiti | 2009-11-23 01:40 | 観劇・映画

マルタのやさしい刺繍

先日、こすもすさんがブログで「この映画がすき!」と紹介されていた、「マルタのやさしい刺繍」

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実は、この映画、予告編だけ映画館で観て、「観たいっ!!!」と思ったのに、とうとう上映中に観に行くことができなかった映画です。

先日、wowowで放送するとわかって、観よう!と思っていたのに、忘れてしまった因縁の映画・・・

でも、そうなるとなんとしてでも観たい!のが、人間の性・・・^^;

レンタルビデオ店へ行ってみたら、ない・・・
そうだ!Amazonで探してみよう!ということで、アクセス~
ありました!当然にポチッとな~>笑

そして、私は念願の映画を深夜一人で心ゆくまで鑑賞しました。

“夢みるパワーとは、あきらめないココロ!”

その言葉が全編に満ちている、素敵な作品でした。

夫を亡くした80歳のマルタ。
日々亡くなった夫を思って引きこもりで暮らす彼女に、若い友人のリージが「そんなことじゃだめ!」と荷物の整理を薦め、クローゼットの中にある箱に目をとめます。

そこから始まるマルタの若い日の夢を叶える物語・・・

そう、年齢じゃない。
何かを始めるのに年齢は関係ない。
夢を叶える、その強い気持ちがあれば・・・

80歳のマルタから元気を貰いました。

なかなか映画館に行けないのが残念なのですけれど、この晩秋に絶対に観に行く!と決めているのは「副王家の一族」
既に上映中・・・
はて?いつ行くの、私???
by ank-nefertiti | 2009-11-13 22:03 | 観劇・映画

When You Taught Me How To Dance

daisyさんが旅をされてきたイギリス。
そのイギリスが生んだ大スターといえば、ビートルズ。
そして愛しのQueen ☆

でも、もしかすると最大のスターは、このウサギかも・・・

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湖水地方に暮らす、ウサギの「ピーター・ラビット」
作者はビアトリクス・ポター。
彼女の自伝映画、「ミス・ポター」、この映画が公開されたとき、みたい!と思いながら、映画館に行けず、残念に思いました。

ところが!
水曜日、「大手町シネマ・サロン」でこの映画が上演されることになり、ようやく観ることができました。

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彼女がナショナル・トラスト運動を行なっていたことは、あまりにも有名ですが、どうして彼女がその運動に入っていたかは、私は寡聞にして知りませんでした。
でも・・・
この映画を観て、ああ、そうだったのか、とわかりました。

ずっと親が薦める結婚話を断り続け、自分の描いた絵で絵本を出したいと思っていた、当時としては本当に進取の気性に富んでいたポター。
何軒もの出版社から断られ、ようやくOKをくれたのが、ウォーン社。
そして彼女の担当となった編集者は、ウォーン社の三男のノーマン。
いつしかビアトリクスとノーマンは恋に落ちます。

ビアトリクスの家のクリスマス・パーティに招かれたノーマンが、ビアトリクスにダンスは踊れますか?と聞いて、得意じゃないの、と答えるビアトリクスにこうやれば簡単ですよ、と歌でダンスに誘います。

               When You Taught Me How To Dance 

とっても感動的なシーン・・・

この恋はノーマンの突然の死で終止符が打たれ、失意のビアトリクスは子供時代から夏を過ごした湖水地方へ移り住むのです。
そしてそこで出会った農家が経営難から農場を手放し、資本家が買い漁る、という哀しい状況。
既に作家として成功を収めていたポターは、幼い頃過ごし、今も傷心の自分を癒してくれている大切な場所を何とか救いたいと、売りに出ている農場を買い求め、その農場主にはそのままそこで生活をしてもらうという方法をとります。

そうして買い求めた土地、4000エーカーは、ビアトリクスが亡くなったあと、ナショナル・トラストに贈与されました。

ビアトリクスのこうした活動によって、今も湖水地方は当時のままの姿で残っています。

ビアトリクスの活動こそが、本物のボランティアなのだ、とつくづく思いました。
良い映画でした。

ビアトリクスは、ノーマンを失ったあと、湖水地方の農場を買う活動の手助けをしてくれた、弁護士のヒーリスと結婚しました。
映画の最後にそのことがナレーションで告げられて、私はほっとし、とても嬉しく思いました。
by ank-nefertiti | 2009-09-19 22:28 | 観劇・映画