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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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タグ:ビアトリクス・ポター ( 1 ) タグの人気記事

When You Taught Me How To Dance

daisyさんが旅をされてきたイギリス。
そのイギリスが生んだ大スターといえば、ビートルズ。
そして愛しのQueen ☆

でも、もしかすると最大のスターは、このウサギかも・・・

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湖水地方に暮らす、ウサギの「ピーター・ラビット」
作者はビアトリクス・ポター。
彼女の自伝映画、「ミス・ポター」、この映画が公開されたとき、みたい!と思いながら、映画館に行けず、残念に思いました。

ところが!
水曜日、「大手町シネマ・サロン」でこの映画が上演されることになり、ようやく観ることができました。

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彼女がナショナル・トラスト運動を行なっていたことは、あまりにも有名ですが、どうして彼女がその運動に入っていたかは、私は寡聞にして知りませんでした。
でも・・・
この映画を観て、ああ、そうだったのか、とわかりました。

ずっと親が薦める結婚話を断り続け、自分の描いた絵で絵本を出したいと思っていた、当時としては本当に進取の気性に富んでいたポター。
何軒もの出版社から断られ、ようやくOKをくれたのが、ウォーン社。
そして彼女の担当となった編集者は、ウォーン社の三男のノーマン。
いつしかビアトリクスとノーマンは恋に落ちます。

ビアトリクスの家のクリスマス・パーティに招かれたノーマンが、ビアトリクスにダンスは踊れますか?と聞いて、得意じゃないの、と答えるビアトリクスにこうやれば簡単ですよ、と歌でダンスに誘います。

               When You Taught Me How To Dance 

とっても感動的なシーン・・・

この恋はノーマンの突然の死で終止符が打たれ、失意のビアトリクスは子供時代から夏を過ごした湖水地方へ移り住むのです。
そしてそこで出会った農家が経営難から農場を手放し、資本家が買い漁る、という哀しい状況。
既に作家として成功を収めていたポターは、幼い頃過ごし、今も傷心の自分を癒してくれている大切な場所を何とか救いたいと、売りに出ている農場を買い求め、その農場主にはそのままそこで生活をしてもらうという方法をとります。

そうして買い求めた土地、4000エーカーは、ビアトリクスが亡くなったあと、ナショナル・トラストに贈与されました。

ビアトリクスのこうした活動によって、今も湖水地方は当時のままの姿で残っています。

ビアトリクスの活動こそが、本物のボランティアなのだ、とつくづく思いました。
良い映画でした。

ビアトリクスは、ノーマンを失ったあと、湖水地方の農場を買う活動の手助けをしてくれた、弁護士のヒーリスと結婚しました。
映画の最後にそのことがナレーションで告げられて、私はほっとし、とても嬉しく思いました。
by ank-nefertiti | 2009-09-19 22:28 | 観劇・映画