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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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カテゴリ:観劇・映画( 43 )

タイタニック

雨模様の昨日、2年ぶりに再演されたミュージカル、「タイタニック」を観てきました。
2年前の日本の初演の時も観にいって、とっても感激した作品です。

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会場は東京フォーラムホールC。

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会場の入り口にある、今回の公演のポスター。

出演者は初演の時と多少入れ替わっていましたが、主演のタイタニックを設計した技師のアンドリュースを演じるのはソフィアの松岡充さんで変わらず。

初演のときにくらべると、この作品が彼にすっかり馴染んで、完全にアンドリュースになり切っての熱演♪

そして、なんと言ってもこの作品には、我が諏訪マリーさんが出演しています。
初演とおなじ、ストラウス夫人の役♪
彼女がステージに現れるだけで、空気が変わる!
日本を代表するミュージカル女優のマリーさん!

前回はチケットをマリーさんにお願いして確保したのですが、今回は、お友達から「タイタニックにいきません?チケがあまってしまったの!」とメールが来て、まあなんと言う幸運!と大喜びで「行きます、行きます!」と返事をしました♪

このミュージカルは実話を元にしています。
前回、映画のタイタニックのミュージカル版と間違えた方達がたくさんいて、客席のそこここから「え?ちがうの???」という声が聞こえたのですが、さすがに再演の今回はそのようなことはなく>笑

本当に感動的なミュージカルで、最後がハッピーエンドでないだけにどのように終わるのか、と初演のときにハラハラドキドキしたことを思い出しました。
ですが、さすがに1997年のトニー賞5部門を受賞した作品だけあって、乗船客分の救命ボートを備えていなかったタイタニックの悲劇の元となる、助かる人、助からない人の運命を描く最後にシーンはそれはそれは素晴らしいのです。

そして、なによりこのミュージカルの楽曲の美しさ・・・
船の出航シーンとステージの最後、出演者全員で歌う

          「ゴッドスピード・タイタニック」

はそのスケールの大きさと出演者たちの歌唱力の確かさで胸を打ちます。

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会場入り口のホールにたくさん飾られた出演者の皆様への花の数々・・
特に主演の松岡君へのお花の数は群を抜いていましたよ~

初演のときも「え?こんなに歌えるんだ!」と驚いた松岡くん。
今回はその初演を越えてますます歌に磨きがかかり、彼が「この作品がターニングポイントだった」と初演の時にも話していましたが、今回はそれを確かに証明してみせたステージでした。

しかしマリーさんは凄かったです!
101時代から歌唱力抜群で、すごい存在感をもった方でしたが、宮本亜門さんが、「IN TO THE WOODS」の時、この作品は諏訪マリーなくしてはあり得なかったとおっしゃったのが「まさしく!」と思う素晴らしい歌と演技。。。

これからも日本のミュージカルの世界を引っ張っていって欲しい方です♪

2月8日まで公演があります。
チケットもまだ若干あるようです。
是非お出かけくださいませ!

♪タイタニック 【TITANIC the musical】

♪出  演 松岡充  岡田浩暉 宮川浩 戸井勝海 Kimeru
       諏訪マリー 入絵加奈子 華城季帆
       浜畑賢吉 大澄賢也 光枝明彦 藤木孝  宝田明 
♪演  出 グレン・ウォルフォード
♪作曲・作詞  モーリー・イェストン
♪脚  本 ピーター・ストーン
♪会  場 東京国際フォーラム ホールC
♪公演日程 2009年 1月 24日(土)~2月 8日(日) 
by ank-nefertiti | 2009-02-01 14:19 | 観劇・映画
昨年の5月にも観にいった文学座の早坂直家さんが演出をする語り芝居「で・え・く」。

夫が親しくさせていただいている山本亘さんから「今回も出演するのできてくださいね」とお手紙をもらい、浅草へ出かけてきました。
実は昨年の晩秋にもご案内をいただいたのですが、先に予定があって、残念ながら伺えなかったのです。

今回も落語をお芝居仕立にした

  「粗忽長屋」

    「火焔太鼓」

      「明烏」

        「芝浜」

が上演されて、亘さんは「粗忽長屋」の熊さんと「火焔太鼓」の亭主で、出演♪

よく知っているお話ばかりで、筋はわかっているのに引き込まれて大笑い!

出演されている俳優のみなさんがどなたも本当にお上手で、このお芝居は絶対にお勧めです♪

そして、会場が浅草!
浅草へ来ると必ず寄りたい「舟和」

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舟和といえば「芋ようかん」と「あんこ玉」

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夫は抹茶、私は珈琲で、夜のお茶時間♪

娘が仕事から帰ってきて、「あ!舟和!」と芋ようかんを美味しそうにほおばっていました♪
by ank-nefertiti | 2009-01-31 00:09 | 観劇・映画
今年9月26日に亡くなった、ハリウッドの大スター、ポール・ニューマンと彼と映画で共演し、盟友と言われたロバート・レッドフォードとの再会、そして対談の様子をドキュメンタリー風にまとめた「再会 ロバート・レッドフォードとポール・ニューマン」をTVで放送していました。
この映像が撮影されたのは、2005年、今から3年前。
まだニューマンが元気だった頃・・・

二人が初めて共演した映画、「明日に向かって撃て!」にレッドフォードが出演できた理由が語られたり、あの映画の撮影の様子が語られたり・・・

そしてお互いがお互いについて語るシーンがあったり・・・

「明日に向かって撃て!」に当時無名に近かったレッドフォードが出演できたのは、配役でサンダンス・キッドの役が彼に配役されたとき、俳優としての格があまりに違いすぎると反対するスタッフを「格や経験でなく、演技の上手さで選ぶべきだ」とニューマンが言った一言だったこと。

あの映画で流れたバカラックの「雨にぬれても」、あの曲について二人とも映画をぶち壊す、と反対だったのに、大変ヒットしてしまい、結果として「雨にぬれても」は大成功だったということだよね、と顔を見合わせて笑う二人。

レッドフォードがニューマンについて「彼が凄いのは己を貫き通したことだ」と語るシーンで、その顔にユーマンに対する憧憬の念が現れていて、この二人は本当によい関係を築いてきたのだぁとなんとも羨ましく思いました。

天下の大スター二人・・・
お互いがお互いを認めあい、ハリウッドのよき時代を象徴するような二人。。。

ニューマンの死で、もう二人の共演は見る事ができないけれど、あの2本の映画「明日に向かって撃て!」と「スティング」は、永遠に私の青春時代の大事な映画として残ります。

   「雨にぬれても」

しかし、この二人、若いときも凄く素敵ですが、年齢を重ねた姿もカッコよいですね~
by ank-nefertiti | 2008-12-05 01:04 | 観劇・映画
昨日、先日観た「帝国オーケストラ」に続くベルリン・フィル創立125周年記念映画を観てきました。

 「ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて」

現在のベルリン・フィルの様子をドキュメンタリーで描いていて、非常に興味深い映画でした。

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2002年から首席指揮者で芸術監督を務める、Sir Simon Rattle 率いるオケのメンバーの証言と、Sir Simon Rattle の証言、そしてアジアツアーの模様を織り交ぜて、このオケのメンバーとしての思い、そして彼らが追い求めるものが次第に明らかになって行きます。

いつだったか、ベルリン・フィルとウィーン・フィルとどちらが好きか?と聞かれたことがあります。
そんなこと聞かれてもね。。。と思いましたが(どちらのオケも素晴らしいので)、ある一つの理由で「ベルリン・フィル」と答えました。

理由・・・

  このオケには第一コンサートマスターとして、安永徹さんがいるから。

日本人として1978年に第一ヴァイオリンとしてベルリン・フィルに入団し、その後1983年にメンバーから選ばれて第一コンサートマスターに就任し、今に至る素晴らしいヴァイオリニストです。
ベルリン・フィルで、一般奏者からコンサートマスターになった初めての人でもあります。
安永さんは世界最高のオケの団員として30年、第一コンサートマスターとして25年、オケを支えてきました。
そもそもベルリン・フィルのコンサートマスターは、一般奏者から選ばれることはそれまでなく、安永さんが最初だった、ということが凄いことで、団員が彼を選んだ、ということはそれだけ団員からの信頼があったという証左でもあり、これを誇らずしてどうするの?と思います。

安永さんのヴァイオリンの音色はふくよかで、澄んでいて、その端整でありながら心の中にすっと入ってくる演奏は、ずっと私の心を捉えて離しませんでした。
奥様のピアニスト市野あゆみさんとのデュオも素晴らしいのです。

かなり昔、大阪のシンフォニー・ホールで聴いた、安永さん率いる「ベルリン弦楽ゾリステン」の「ます」は目の前でますがピチピチと川面を跳ねているようで、その後いろいろな方たちの「ます」を聴きましたが、あのときの演奏に勝るものには未だ出会えていません。

そんな安永さんのいるベルリン・フィル。
団員へのインタビューで、安永さんが
「戦いはいつも自分の中であります。これでよいのかという。でも、それをけして他人に見せてはいけないんです」
と答えていました。

確固たる自信をもって団員をひっぱる姿の後ろに、人間安永徹がいる、というこの言葉に、彼の音楽の素晴らしさを見たように思いました。

映画の最後は、東京・サントリー・ホールでの演奏会。
ベートーベンのシンフォニー「英雄」が演奏されます。
Sir Simon Rattle の指揮は押し付けるのではなく、音楽と、団員と同化して昇華していく素晴らしさがありした。
リハの様子もたくさん出てきますが、そこで交わされる指揮者と団員の忌憚のない意見交換。
それが今のベルリン・フィルが奏でる音楽の元になっているのです。

「何も解決できないことはない。いつかどんなこともきっと分かりあえ、解決できると信じている」

団員の一人が言った言葉・・・
この類稀なるオーケストラが、ずっと世界最高のオケとして存在し続ける最大の理由なのだ、と感じました。

よい映画でした。
クラッシックの世界だけでなく、どんな世界にもあい通じることがたくさん込められた映画です。

♪ ベルリン・フィル
  設立は1882年5月1日。
  第二次世界大戦中はナチス・ドイツの広告塔的な活動を余儀なくされたこともある。
  終戦後、演奏活動を禁止されたフルトヴェングラーの後をチェリビダッケが継いだ時期が
  ある。
  その後、フルトヴェングラーが演奏活動に復帰し、亡くなるまで指揮を続けた。
  フルトヴェングラー亡き後、チェリビダッケが後を継ぐと思われていたが、リハーサルでの
  あまりの要求の多さに団員の支持を得られず、カラヤンが常任指揮者となった。
  カラヤンは黄金期を築き、ベルリン・フィルの演奏会ホールは「カラヤン・サーカス」とも呼
  ばれる。
  カラヤンが辞任したあとは、クラウディオ・アバドが常任指揮者に選ばれ、12年間指揮を
  した。
  アバドの後任には現在の常任指揮者であるサイモン・ラトルが就任し、現在に至っている。

♪ 安永 徹
  1951年、福岡生まれ。
  13歳から江藤俊哉氏に師事し、桐朋女子高校音楽科から桐朋学園大へ進学し、在学中
  に日本音楽コンクールで第1位となる。
  桐朋学園を卒業後、ベルリン芸術大学へ留学、ミシェル・シュバルヴェに師事。
  1978年、ベルリン・フィルへ第一ヴァイオリン奏者として入団。
  1983年、団員より選ばれて第一コンサートマスターに就任し、現在に至る。
by ank-nefertiti | 2008-11-23 23:47 | 観劇・映画

帝国オーケストラ

昨年、創立125周年を迎えたウィーン・フィルと並んで世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィル。
そのベルリン・フィルの辛い歴史、と言ってもよいヒトラー政権下でのナチスとベルリン・フィルの関係をそれぞれの立場から当時のメンバー、メンバーの家族が語り、当時の映像記録と共に描くドキュメンタリー映画「帝国オーケストラ」を、夫と一緒に観てきました。

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当時のメンバーで現在も健在ななんと96歳のヴァイオリニストのJ・バスティアンとコントラバスの86歳のE・ハルトマンが語り部となって、これまで語られてこなかった事実を明らかにしていいく、という音楽好きにはたまらない内容の映画です。

ナチス統治下のドイツにおいて、当時のベルリン・フィルはナチの広告塔として扱われ、常任指揮者であったフルトヴェングラーは終戦後戦犯会議にかけられるなどの話は大変に有名ですが、では実際にオケ団員はどうだったのか、ということは今まで封印されてきた、と言ってもよいくらい表にでてはきませんでした。

この映画で初めて当時の団員の気持ち、様子などが明らかにされ、団員の中にも実際にナチス党員だった者もいれば、そうでない者、反ナチだったもの(表にだしてはいないけれど)がいて、非常に難しかったであろうメンバーの意思統一がどのようになされていたのか、等など非常に興味深く観ました。

証言している96歳のヴァイオリニスト、バスティアンは「音楽を奏でることで、ドイツを守れると思った、ただ演奏を続けたかっただけなのだ」とその老いてなお音楽への情熱を失わない強い思いから語っていて、胸を打ちました。

彼らは団員である、ということから兵役を免除されていました。
ですが、あくまで戦場に赴かなかっただけで、この映画を観る限り、団員は日々戦いの中にいた、と言っても過言ではない、と思いました。
誰が自由な音楽の世界から、誰かの意思の下で演奏をしなければならない、という窮屈な世界をよしとするでしょうか。。。

フルトヴェングラーが常任指揮者だった時代のベルリン・フィルは黄金時代だ、と言われていますが、その時期がナチス政権の時代と完全に被ってしまっている悲劇。
当時の映像が映画の中ででてきますが、確かにフルトヴェングラーの指揮で演奏されるベートーベンの第9は素晴らしく、たとえそれがヒトラーの総統就任の祝典のためとは言え、このオケが類稀なる音色を持っていることを証明してみせています。
そのことがこのオケにとってこの時代、不幸をもたらすことになるという悲劇。

ナチの指示のもと、第三帝国の友好国へ、そして傷痍病院へとベルリン・フィルは演奏旅行に出かけることとなって、オケにいたユダヤ系の団員は退団をしていかざるを得なくなり、ナチ党員が団員にいるという純粋に音楽を愛するものには辛く悲しい日々を過ごさなければならなかった日々が、当時の映像を通して描き出され、今、平和な世界でこの至上のオケを聴くことができる幸福を思わずにはいられませんでした。

終戦後、アメリカへの演奏旅行に出かけますが、ニューヨークで反ナチのデモに出会うなど、このオケが好むと好まざるとに関わらず、ナチ政権下に彼らのプロパガンダに使われたことが、戦後になっても暗く影を落としていたことなど、音楽のミューズが見たら嘆き哀しむであろう出来事もあり、団員の気持ちはいかばかりだったろうか、と想像に難くありません。

この映画の監督、エンリケ・サンチェス=ランチが、この映画について「自分だったら、どうしただろうか。」と考えて欲しい、と言っていますが、抗らえない状況の中で、果たして自分ならどのように行動しただろうかと問うてみましたが、答えは出ませんでした。

今、このオケが奏でる素晴らしい音楽は、それらの辛い日々を乗り越えて再び自由に演奏できることの喜びに満ちています。
再び音楽のミューズに愛されてあのような不幸な日々がもう二度とないようにと願わずにはいられません。。。


♪「帝国オーケストラ」ディレクターズカット版
♪ベルリン・フィル創立125周年記念第1弾として11月1日より渋谷ユーロスペースにて上映中
by ank-nefertiti | 2008-11-09 00:29 | 観劇・映画

平成中村座

10月1日から浅草寺の境内で勘三郎さん率いる「平成中村座」がかかっています♪
江戸時代の歌舞伎小屋を再現したような、中村座!

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4日の土曜日、中村座へ出かけてきました♪
お天気がよくて浅草仲見世は大賑わい~

「平成中村座」の10月の演目は「仮名手本 忠臣蔵」!

このあまりにも有名な通狂言を4つのプログラムで役者もそれぞれ入れ替わり、今回演じられています。

私は今回は若手が活躍する「Dプロ」で中村座の歌舞伎を堪能してきました。

勘太郎くんと七之助くんが大活躍!
上手くなりました♪
勘太郎くんはお父さんの勘三郎さんにだんだんと似てきて、あの洒脱な演技が光ります。
七之助くんの女形はきれいで可憐で、今若手の女形の中で私は七之助くんが一番好き♪
あ、亀治郎さんもよいですよ、もちろん~!

若手の芝居に花を添えるように、勘三郎さんと仁左衛門さんが登場すると、舞台がきゅっ!と引き締まって、さすが!!!でした。

6時前から始まった舞台は、9時過ぎにはねました。
若手の素晴らしい活躍にとても感激して、小屋の外に出ると。。。

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夜の中村座も素敵です。
お芝居の余韻が小屋全体を包んでいます。。。

帰り道の浅草寺。
ライトアップされてとてもきれいでした~

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五重塔が夜空に浮かぶ様、なんとも妖艶な姿ですね。。。

来月まで平成中村座は浅草寺境内で上演があります。
その間、江戸時代にタイムスリップしたような「奥山風景」が開催されています。

11月は「法界坊」。
皆さまもちょっと江戸時代へタイムスリップしてみませんか?
by ank-nefertiti | 2008-10-09 01:03 | 観劇・映画

歌舞伎座 納涼歌舞伎☆

小雨模様の日曜日、夫と歌舞伎座へ♪

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深川生れのチャキチャキの江戸っ子で、大の歌舞伎通のお友だち、さっちゃん。
彼女と納涼歌舞伎だわね~、演目もよいわね~、だけど本当に見るならどの回???
などとおしゃべりをしていて、ま、夜の会はあれは歌舞伎じゃないわね、単なる芝居よ、カンザさんの意気込みは買うけどね、というさっちゃんの通の意見にごもっとも!とうなずきました。

で、一部からみようかな~、と話したら、さっちゃんが
「あーら、杏さん、見るなら二部よ!!!」
と言うので・・・

さっちゃんのご指南のとおり、二部のチケットを購入しました。

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二部は
川口松太郎作の「つばくろは帰る」
いわゆる母恋もの。
結末もわかるのですけれど、もう三津五郎さんの江戸の粋、そして小吉君の上手さに引き込まれ。。。
最後は涙、涙。。。

福助さんの君香さんは、まあお顔がカンザさんの奥様、良枝さんにそっくりで血は争えないわね~、と思いました。
カンザさんの二人の息子さん、勘太郎くんと七之助くんが兄弟でお互いに惹かれあう、三次郎とみつを演じていて、これはご愛嬌でした^^
七之助くんの舞妓のみつさん、可愛かった~

幕間のあとは、舞踊劇の「大江山酒呑童子」
この演目は先代の勘三郎さんのために作られた舞踊劇です。
もちろん、酒呑童子には今の勘三郎さん!通称、カンザさん~♪

上手い!!!!
先代も本当に上手かったけれど、カンザさんがお父様にだんだんと似てきて、この役はもう完全にカンザさんのものです♡

さっちゃんのお奨めに従って正解でした~
三津五郎さんのあの江戸っ子の粋、惚れ惚れしました~♡

江戸っ子の祖父が大の歌舞伎好きで、よく歌舞伎座へ出かけていました。
祖父が集めた歌舞伎の本が実家にはたくさんあって、子どものころから慣れ親しんだ歌舞伎。
祖父が出かけるときは、歌舞伎座の前にある「辯松」さんでお弁当を買い、幕間にいただく、というスタイルでした。
歌舞伎座の中でもお弁当の予約は出来ますが、歌舞伎の通が三階の大向こうから観て、掛け声をかけるように、昔からの歌舞伎ファンは大体この辯松さんでお弁当を買って、歌舞伎を観たものです。

今回は二部だけだったので、お弁当をいただく時間はありませんでしたが、ちゃんと鹿の子の茹で小豆はいただきました♪
幕間に「小倉アイス最中」をいただこうかどうしようか、迷いに迷い、少し寒かったので、今回は諦め(:_;)

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二部が終わり、外へ出ると既に日が暮れていて、歌舞伎座には灯りがともり・・・
久しぶりに歌舞伎を観る夫と、「ああ、今日はよい舞台だったね!」と話をしながら帰ってきました。

さて、次回の歌舞伎は10月の「平成中村座」です。
うふっ、この歌舞伎には、中村一門に大好きな仁左衛門さんがご一緒~♪
無事にチケットは購入できました。
楽しみです~♡
by ank-nefertiti | 2008-08-25 20:27 | 観劇・映画

浅草・木馬亭**♪

俳優の山本亘さんから「今度こういうお芝居に出ます。よかったら観に来てくださいね」というお手紙をいただき、夫と出かけてきました。

山本亘さん、演劇の世界では知らない人のいない、山本三兄弟の一番下の弟さん・・・
ひょんなことから親しくなって、ときどき亘さんが出演されるお芝居のご案内が届きます♪

出かけたのは・・・

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浅草の木馬亭♪
地下鉄の浅草駅で降りて、仲見世を通り抜け、浅草寺を抜けて、「奥山おまいりみち」へ・・・

懐かしい雰囲気の小屋。

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語り芝居の会 で・え・く早坂直家さんがリーダーとして活躍しているグループです。

今日の演目は

      「寿限無」

        「文七元結」

            「芝濱」

どれも古典落語の名作人情噺

亘さんは「文七元結」の腕のよい左官職人、長兵衛の役・・・
原作である落語をご存知の方には説明するまでもない、腕はよいのに博打好きのどうしようもない長兵衛。。。
亘さんの江戸っ子ぶりが何とも見事で、笑いあり、涙あり・・・
最後はめでたしめでたし、で終わるのですが、あまりの亘さんの長兵衛のダメっぷりにヒヤヒヤ・・・
亘さん、上手いですね♪

最後の「芝濱」は、リーダーの早坂さんがこれまた大酒のみのダメな魚屋勝五郎に扮して、テンポのよいお芝居が繰り広げられ・・・
最後のおち、「夢になるといけないからやめておく」、当分我が家で流行りそうです>笑

夫と「このお芝居、嵌ってしまうね~。また来たいね~!」と浅草で見つけた食事処で夕飯を取りながら話しました。
今回は落語からでしたが、浪曲からだったり、講談からだったり。
新しい試みを繰り広げている「で・え・く」
次のご案内が今から楽しみです♪
by ank-nefertiti | 2008-05-31 01:38 | 観劇・映画

追憶

大学生のころ、とても好きな映画でした。
ロバート・レッドフォードとバーブラ・ストライザンド。
監督はシドニー・ポラック。

今日の夕刊にそのポラック監督が癌のため亡くなったという記事が出ていました。

この映画が日本で公開されて、一緒に観にいった高校時代の友人が、ある日会ったら、爪を長く伸ばして、真っ赤なマニキュアをしていたので、とても驚いたのを覚えています。
びっくりして「どうしたの?」と聞いたら、彼女は「追憶でバーブラがこうしていたでしょ。で、その爪で電話のダイヤルを回していたじゃない?凄く素敵!と思って真似してるの」と答えました。

その友人は大変真面目で、大学は違ったけれど、およそ爪を長くして、真っ赤なマニキュアをするタイプではなかったので、1本の映画の影響力の凄さを改めて思い知ったのでした・・・
というより、当時この「追憶」という映画は、それだけヒットし、若かった私たちに影響を与えたのです。
バーブラが歌った主題歌もとても素敵で、大ヒットしました。

その監督のシドニー・ポラックの訃報・・・
この映画のほかにダスティン・ホフマンの女装で話題になった「トッツィー」、アカデミー賞を取った「愛と哀しみの果て」など、多くの作品を残した名監督・・・

ご冥福をお祈りいたします・・・
by ank-nefertiti | 2008-05-28 01:02 | 観劇・映画
去年11月の実稚恵さんのオーチャードでのコンサートのとき、映画のチラシを貰いました。
そのとき、映画が公開されたら、観に行きたいね、と夫と話しました。

昨日、夫が思い出したように
「もうそろそろラフマニノフの映画が始まるんじゃない?確かチラシがあったはず」
と書斎から映画のチラシ(物持ちのよい人だわ~)を持ってきました。

あら、明日からだ!と慌ててル・シネマのサイトへ行き、上映時間などを調べ・・・

いつ行く?などと相談をし、平日の夜、仕事の帰りにどう?とか案は出たのですが、平日はそれぞれが忙しく、思い立ったが吉日、とばかりに今日渋谷のル・シネマへ行ってきました。

10時50分からのは無理だから(土曜の午前中は大掃除だのなんだのと忙しいので)、午後1時からの回で観ましょうということになり、受付に間に合うようにイソイソと渋谷へ~

Bunkamura、よいんですけれどね・・・
渋谷の駅からここまでの道のりが、実は大変苦手です。
だから東急本店にも行かない、と言っても過言じゃないんですが・・・
オーチャード・ホールも出来れば行きたくないんです、本当は。
ですがこれからまだ10年はここで実稚恵さんがコンサートをされるので、頑張って通います・・・(できれはサントリーホールでやって欲しかったです~)

受付に間に合い、1時からの回を観ることに♪

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作曲家が主人公の映画は、過去にたくさん撮られています。
チャイコフスキー、ベートーベン、シューベルト、などなど・・・
今回はラフマニノフ・・・

ラフマニノフ、とても好きな作曲家です。
本人も大変なピアニストであり、演奏と作曲、そして指揮をこなした、ある意味とんでもない天才です。

映画はそんなラフマニノフの半生を描いたもので、ピアニストとして、作曲家としてつまりは芸術家としての苦悩や喜び、そして人間ラフマニノフの恋や結婚、祖国への複雑な思いなどが美しい映像で映し出されます。

この映画に現れる一つの花、ライラック。
ライラックの花が、この映画全編に流れるモチーフ・・・
ラフマニノフにとって、ライラックの花は子ども時代から深くかかわりのある花・・・

作曲が思うように出来なくなって、行き詰まりに悩むラフマニノフのもとにある日突然届く白いライラックの花束・・・
その花束はずっとラフマニノフの演奏会のたびに届くのですが、送り主はわからない・・・

映画の最後に全ての謎が解けます。
それは今日公開されたばかりの映画なので、なにも書きません。

ですが、とても感動的な映画でした。
ラフマニノフ大好き!な私にはたまらない映画です♪
ラフマニノフの妻、ナターシャが本当に素敵な女性で、この妻がいてラフマニノフの曲があったのだ、と思えます。

今のロシアだから出来た映画、と言っても過言ではありませんね・・・
最後の最後まで望郷の念を抱き続けたラフマニノフ、この映画は彼にとって祖国での完全な復権(それは今までだって認められていましたが)を示すもの・・・

大好きな彼のピアノ協奏曲の3番を実稚恵さんのCDで聴いて、土曜の夜はゆっくり更けていきます・・・
by ank-nefertiti | 2008-04-19 21:54 | 観劇・映画