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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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カテゴリ:観劇・映画( 43 )

ローマ法王の休日

今日はお友達と映画&坦々麺~^^

映画は、今年のイタリア映画祭で上映されて、みたいなぁと思ってチケットを買おうとしたらすでに完売だった「ローマ法王の休日」

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ルネサンス時代には、あのボルジア枢機卿がどんなことをしても手に入れたいと願い本当に権謀術策を使ってその地位についた、法王位。
それが・・・この映画ではコンクラーベに集まった枢機卿たちが

「おねがい、選ばないで。選ばれたくない・・・」

と投票の間中に胸の中でつぶやきます。
アレッサンドロ6世が見たら、唖然とするのじゃないかと思われる景色が繰り広げられますが、そんな中、選ばれてしまったメルヴィル枢機卿。
その茫然とした表情がこの映画のすべてを物語る・・・
この映画はコメディではありません。
コメディだと思って見に行かれた方は、みなさん酷評されていますが、もともとがコメディではないのですよ~
モレッティのシニカルな目が描く人間の本質がテーマになっている映画です。
ですけれど、そこここに笑いが散りばめられていて、お友達も私も途中で何度も声を出して笑いました~^^
映画の最後は、本当にいろいろと考えさせられます。
本来はこういう人が法王になるのがいいのだけれど・・・と私は思いました^^

映画の前に軽くお夕飯を食べました^^

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ペニンシュラ東京の「ヘイフンテラス」
ここの隠れた人気メニュー、坦々麺。
FBでペニンシュラがシェアしていて、おいしそう!と思っていたら、お友達が「食べない?」と~^^
美味しかったです!
量もちょうど良くて、辛さもちょうど良くて~^^
食前にエメラルドカクテルをいただきましたが、こちらも美味しかった。
食後のお茶、ライチティーもさわやかで毎回お湯を継ぎ足してくれてサーヴしてくれるので、最後まで(7杯くらいのんだかしら???)美味しくいただきましたよ~

よい暑気払いでした^^


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by ank-nefertiti | 2012-07-31 00:50 | 観劇・映画

Midnight in Paris

期末試験で今日まで仕事が休みなので、渋谷のル・シネマへずっと観たかった映画を観に行ってきました。
ふふ、ル・シネマ、毎週火曜日は1000円なんです~^^

ウディ・アレンの「Midnight in Paris」

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『真夜中のパリに魔法がかかる』

まさしくその宣伝に使われた言葉のまま、私も一緒に行った夫も魔法にかけられ^^

さすがだ、ウディ!と唸りましたよ~

ハリウッドではそこそこ売れている脚本家のギル。
婚約者とパリへやってきます。
ギルは小説を書きたいと願っていて実際に書いているのですが、今一つ自信が持てない・・・
婚約者のイネズと違って社交が苦手、ついつい本音が出てしまうギル。
そこへ現れたイネズの友人、ポールとキャロル。
まあこのポールが・・・
ウディはこういう人間大嫌いだよね!と思う人種で^^;
ポールたちとワインの試飲会に出かけて、その後ダンスホールへ行く3人と別れたギルは真夜中のパリの街をホテルに向かって歩きますが、いつか道に迷いここはどこ?の世界へ。
そこに現れる旧式のプジョー。
わけもわからず車に押し込まれるギル。
そしてギルが連れていかれたのは1920年代、文化芸術の花開く黄金時代のパリのサロンでした。

そこで出会うのがジョセフィン・ベーカー、フィッツジェラルド夫妻、ヘミングウェイとポール・コーターコールー・ポーター!(間違って記載したのを教えていただきました。正しいのになおしました~)
混乱するギル^^;
ヘミングウェイに自分の小説を読んで批評をしてほしいとギルは頼みますが、ヘミングウェイは
「やだね」
と断ります。
「自分より上手けりゃ嫉妬する、下手な文章なら読みたくない」
ああ、そうよね、そうよね!
それでもヘミングウェイはギルをガートルード・スタインの元へと連れていってくれます。
彼女に批評してもらえばよいよ、と言って。(なんて優しいヘミングウェイ!)

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そこで出会うのがピカソと彼と暮らしているアドリアナ。
美しいアドリアナに惹かれてゆくギル。

ここからはネタバレになるので詳しくは書きませが、まあこの映画著名人が出てくる出てくる!

ピカソだけでなく、マティス、ダリ!
フィッツジェラルド夫妻、ヘミングウェイ、T・Sエリオット、スタイン、バーンズに映画監督のブニュエル。
ジョセフィン・ベーカーもコール・ポーターも登場し、あの時代に活躍した人々総出演!

そしてそこからまた時代を遡って、1890年代のパリで出会う、ロートレックにドガにゴーギャン。
いわゆるベル・エポックの時代です。

とにかく演じている俳優さんたちがそっくり!なんですよ!
ダリ役は戦場のピアニストのエイドリアン・ブロディなんですけれど、もうねダリそっくりで~

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ね?そっくりでしょう?

あの時代をわかっていて観ると本当に楽しい映画です。

最後の最後、主人公のギルは一生の大決断をして、それでもハッピーエンドで終わります。

ギルが憧れた人々が暮らす1920年代へのタイムスリップとアドリアナが憧れるベル・エポックの時代へのタイムスリップ。
現実なのか夢なのか、さてそれはどちらでしょう?

ウディは、本物と偽物を上手く描いていて、ギルは本物ですが、ポールはね偽物です。
そしてイネズも残念ながら偽物で・・・
何について本物か偽物かはお分かりになりますよね?

いつの時代もその時代に生きる人は過去の時代を懐かしみ、その過去の時代こそが良い時であった、最高の時であった、と思いますが、またその時代に住む人たちはより過去の時代を懐かしみ・・・
ギルが1920年代が黄金期と言えば、1920年代にいるアドリアナは1890年代のベル・エポックの時代こそが黄金期といい、その時代にいるドガたちはルネサンスの時代こそ黄金期と言います。
この過去の時代を懐かしむ人の感情はいつの世も変わりなく、それゆえに優しくあたたかくこの映画を包み込んでいるのかもしれません。

パリの街も本当に美しく撮れていて、やはり絵になる街だなぁと思いました。
はるかな昔に訪ねたパリ、その時歩いた街角が出てきたりして、とっても懐かしかったです。

もう少しの間上映されていますので、興味のある方は是非に!
非常に面白い、そして心が温かくなる大人のためのファンタジー♪
ところどころで笑いを誘い、私もotosanも劇場にいた方たちもクスクス、ワハハと笑いました。
ところがね・・・
私たちの前の席にいたご婦人3人連れ、笑わないのですよ~
シーン、としていたの。
なんで???
とってもエスプリの利いたさすがウディ!という映画なのに~

しかし・・・私もあの時代ならタイムスリップしてみたいです~^^
コクトーが主催するサロンなんて素敵だもの~



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by ank-nefertiti | 2012-07-03 17:11 | 観劇・映画

ホタルノヒカリ

Alitaliaからチケットが送られてきて、いつ行こうかな?と思っていた映画「ホタルノヒカリ」
TVで放送されていたときからとっても好きだったドラマの映画版^^
昨日、今日と仕事が休みだったので、じゃあ!と今日出かけてきました。

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なんといってもこの映画、舞台がイタリア^^

仕事は抜群に出来るけれど、家に帰るとなあんにもしない、縁側でごろごろしているのが最高!という主人公雨宮蛍と、彼女の上司で今では夫となった「ぶちょお」こと高野誠一の新婚旅行珍道中^^;

とにかくドタバタコメディであることは間違いない>苦笑

だけどイタリアで1か月ロケをしたというだけあって、ローマは観光名所をほぼ完全に網羅^^
懐かしいナヴォーナ広場やらフォロロマーノやらパンテオンやらが画面に現れて、ふふ、ローマを旅している感じがしました。

おまけにチヴィタ・ディ・バーニョレッジョまで登場してきて、あら~映画になんて登場してしまったらあの静かな村がとんでもないことになるじゃないの!と思ったり・・・
でもチヴィタは本当に素敵で、もう一度行きたいなぁと^^

笑いあり、でも今回はローマの干物女の冴木莉央の悲しいお話ありで、ちょっとホロリ。

息抜きにはちょうど良い映画でした。

何と言っても蛍役の綾瀬はるかちゃんがかわいいし、ぶちょおの藤木君が素敵^^
莉央役の松雪泰子はきれいだし、弟役の手越くん、意外にお芝居上手い~

そして、そして・・・
舞台がイタリア!

いいなぁ、イタリア。
なんでこんなにイタリアが好き!な私がイタリアで少しの間でも暮らせないのかしら・・・
神様ってば不公平よね・・・

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by ank-nefertiti | 2012-06-12 18:21 | 観劇・映画

菊之助の藤娘

火曜日、大手町の日経ホールで行われた尾上菊之助の「歌舞伎舞踊」の公演にご招待いただいて出かけてきました。

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実は私、菊ちゃん大好き!なんです^^
若手の歌舞伎俳優さんの中でも彼は本当に上手い!と思います。
女形も立役も出来て。

その菊之助さんが昨年の震災の後、何か出来ることはないか、と踊ったのが「藤娘」
その時は、急遽!だったので、記録も残っておらず、ご本人はもう一度機会があれば、と思っていらしたのだそうです。

「藤娘」は、彼の曽祖父である六世菊五郎が、本来の「藤娘」に「藤の精」が踊るという解釈で、振り付けも美術も新しくして踊り、大評判となってその後は人気舞踊となりました。
そして、彼の祖父である梅幸もこの踊りを得意とした、いわゆる「音羽屋」の当り芸。

なので、菊之助さんがどのように踊るのかとても楽しみでした。

幕が上がって、舞台の中央には大きな藤の木。
その木の陰から登場する藤の精。
もうもう可憐で可愛らしくて上品で!
上手いっ!
見入ってしまいました。

「藤の精の持つかわいらしさを大事に丁寧に踊りたい」

と言っていたそうですが、本当にその通りの踊りでした。

後半は、狂言の「棒縛」をもとにつくられた「棒しばり」
次郎冠者を菊之助、太郎冠者を心境著しい尾上右近、そして大名曽根松兵衛を尾上菊市郎。
おなじみ狂言の演目で、せりふも入るこの舞踊は、楽しくて楽しくて!
次郎冠者の滑稽なしぐさが本当に上手くて、表情も豊かで(お父さんの人間国宝の菊五郎さんによく似ています)、菊ちゃん最高!でございました。

休憩時間にmixiでつぶやいたら、お友達のさっちゃんから「私もいるわよ」と返事がありました。
メールで「上にいます」
上って・・・どこ???
2階のホワイエでさっちゃん発見!
彼女はチャキチャキの江戸っ子で、歌舞伎通^^
そういえばさっちゃん、菊ちゃん好きだった!

「杏ちゃん、久しぶりだね~。今日は菊ちゃんだから?」
「さっちゃん~、ホントに久しぶり~、うん、いらっしゃいますか?って言われたから、行きます、行きます!って言ったの~」
「え~、じゃあご招待なの?私、チケット買ったわよ~」
「あっら~、それはごめん・・・」
「いいのよ、菊ちゃん大好きだからね~^^来てよかった!カンザさんもよいけど若手ではなんたって菊ちゃん~!」

などと二人でワーワーしゃべっていたら・・・
すごいオーラの着物の女性が・・・目に留まり・・・
き、きれいっ!!!
菊之助のおかあさんの富司純子さんでした^^

そこへ右近のおとうさんの岡村清太郎さん(今では清元の家元清元延寿太夫さん)が現れて・・・

さっちゃんと「いや、凄いね~」^^

もうこのあたりは完全にミーハーな私~

さっちゃんと「7代目は見る目があったわね~。富司純子さんがいる限り音羽屋は安泰だわ~。あの存在感の凄さは他ではないわ~」と話しました。

しかし菊之助さん、本当に上手い歌舞伎役者になりました。
努力も怠らず、天性のものに磨きがかかり、どこまで上手くなるのでしょう。

ここのところ歌舞伎からちょっと離れていますが、また行きたい!と思いました^^



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by ank-nefertiti | 2012-05-31 19:27 | 観劇・映画

薔薇の名前

「天使の舞いおりるところ」で、「ようやくウンベルト・エーコの『薔薇の名前』の翻訳が出たので・・・」という文章があり、確か映画にもなっていたよね?とamazonへ行ってみたら、ウィークエンドセールとやらで、980円!
思わず、ポチッ>苦笑

今日は雨模様で、午前中に家事を終えて、夕飯の買い物もしてしまったので、午後どっぷり!とこの映画にはまりました。

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時代は中世。
舞台は北イタリアのベネディクト派の修道院。

その修道院へ教皇とフランチェスコ会の「清貧論争」のためにやってきたフランチェスコ会の修道士ウィリアムと弟子のアドソ。

彼らが到着する直前に起こっていた修道士で細密画家のアデルモ死亡事件。

ウィリアムは、旧知の修道院長アッボーネから事件を解き明かしてほしいと懇願され、アドソと共に調査に乗り出します。

が・・・
次々と起こる修道士の死亡事件。
明らかに殺人と思われる事件と事故死と思われる事件と・・・
修道士たちが混乱を極める修道院へ「異端審問官」がやってきて・・・

原作者のエーコが、記号論哲学者であり、中世研究家でもあるので、あちこちに記号論や聖書研究、キリスト教の諸問題などが散りばめられていて、非常に知的なミステリーに仕上がっています。

アドソが、貧しい村娘と生涯でただ一度経験する恋、それもこの映画の背景に重要な位置を占めていて、映画の最後に本来はあるアドソの言葉

「薔薇は神の付けたる名にして、我らが薔薇は、名も無き薔薇なり」

残念ながらDVDではこの言葉がカットされているのですが(なんで???これがないと意味不明になるのに?)、このアドソの言葉にこそこの映画というか原作に込められたエーコの真意があるように思えます。

そしてこれもカットされていますが、ウィリアムが言う

「枯れてもなお残るは薔薇の名前」

この言葉も深い意味を持っていると思えます。(本当になんでカットしたんだか?)

あ、この言葉があるとわかっているのは、DVDにおまけについている映画の製作ドキュメンタリーに出てくるから・・・なんですけど^^

殺人犯が誰なのか、途中でもしかして?と思いましたが、正解!でした。

映画の中で出てくる中世のキリスト教の豪華な写本の数々も見ごたえがあります。

ウィリアム役のショーン・コネリーが秀逸で、アドソ役の若いクリスチャン・スレイターも清々しくてよかった^^

未見の方には断然お勧めです♪

翻訳された原作、読みたい~^^


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by ank-nefertiti | 2012-02-25 18:16 | 観劇・映画
メルマガ登録をしている、イタリア文化会館から、「マリオ・モニチェッリ作品上映会 解説塩野七生」というメールが11月の初めに来ました。

マリオ・モニチェッリという監督は、恥ずかしながら知らなかったけれど、「塩野七生」さんが解説!というのに、行かなくちゃ~!!!で~

で、平日は学校にいらしている、ということをすっかり忘れ、イタリアならこの方!へ思わず電話^^;

「行きません?塩野七生さんです!」

370名先着予約!だったので、大いに焦った私~
Y子さん、大丈夫!とお返事がきたので、とっとと予約のメールをいれました^^

文化会館からは予約OK!とメールの返事が来て、今日、Y子さんと一緒に九段のイタリア文化会館へ行ってきました。
会場にはイタリア駐日大使夫妻や、元イタリア大使の安藤氏などがいらして、文化会館館長のお話のあと、いよいよ塩野さん登場^^

モニチェッリとの出会いから、彼の作品について、さまざまな角度から楽しいお話♪
非常に面白かったのが、

「自分探しとか、深刻に映画を観たい人は、モニチェッリの映画は観てはいけません。そういう方は5月のイタリア映画祭へ行ってください。今日からの上映会は、とにかく笑いたい、ただただ楽しく観たい、という方が観て欲しい映画作品ですから」

というコメントと

「なんだかゆるんじゃったのね、イタリア人は。そこがドイツ人と違う、日本人とも違うところだと。ゆるもうと思ってゆるんだんじゃなく、自然にゆるんじゃった人たちなんです、イタリア人」

三国同盟が上手くいかなかったのは、こういうところにも理由がある?などとお話を聞きながら思ってしまいました。

さて、映画は

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原題が「 I soliti ignoti」。
邦題が「いつもの見知らぬ男たち」。

若き日のマルチェロ・マストロヤンニ、クラウディア・カルディナーレが出演し、TOTOも出ている、イタリアコメディ映画の傑作。

とにかく最初から最後まで、抱腹絶倒!

ひょんなことから金庫破りを計画した、ボクサー、写真館の男、嫉妬深いシチリア男、そしてひたすら怠惰に暮らす初老の男のなんというのか袖摺りあうも他生の縁の男たち。
だけど、金庫破りなんて彼らはしたこともなく・・・
その道のプロに教えを乞い、計画は完璧、簡単に行く!と喜ぶ素人金庫破りグループ^^
そして、いざ決行!のその日が来ますが・・・
いや、そんなに簡単にことは運ばない!

もうひたすらお腹を抱えて笑いました。

1958年制作のこの映画、白黒画面で、それもまたこの映画の魅力です。

コメディなのですけれど、本当にドタバタでなく、品が良く、登場人物も魅力的。
そして、どこか人間的で、ちょっとしんみりもある、極上の作品でした。

モニチェッリは、95歳で去年亡くなりましたが、前立腺がんの治療のために入院中、飛び降り自殺を図り、そのまま息を引き取ったのですが、塩野さんは、「モニチェッリを入院なんてさせてはいけなかった、あれだけ洒脱な人が、病気の治療で規則づくめの病院に入れられて、あ~、面倒だな~、という感じで、ひょいっと飛び降りてしまったのじゃないか・・・」と思うと話をされましたが、映画を見ると(と言っても今日の1本だけですが・・・)、確かにそうかもしれない、と思いました。

映画監督だけでなく、脚本も書き、映画にも出演したりと多才な人であったモニチェッリ。
自然に「ゆるんでしまった人たち」を描かせたら、確かに凄い!
明日と日曜日、あと4本の彼の映画が上映されます。
無料ですので、興味のある方はイタリア文化会館へいらしてみてください。

ひたすら笑えます。
そして、「笑う」ということが、こんなに身体と心によいのだということが、よーくわかります。

塩野さん、とても素敵でした。
以前は「切れ者!」という感じでしたが、歳を重ねられて、ちょっと丸くなれらた?
本を持っていけばよかったな~(大好きなんですよ~、彼女の作品はほとんど読んで、本も全部あります~^^)
映画が終わった後、ロビーに出ていらして、気さくにサインをされていました。
そんな姿も自然で、いいなぁ!と思いました。
ずっと、塩野さんのような、女性であるのに、骨太で、甘さのない、つまり「臭くない」文章にあこがれています、私^^
そして、ラテン語の資料も原文で読んでしまうという、その頭脳にも~

映画のあと、Y子さんと九段の中華料理のお店で、遅い夕飯を食べて、またああでもないこうでもないと話が弾み、家に帰ってきたのは12時半近く・・・
楽しい時間はあっという間に過ぎてゆくのですよね・・・



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by ank-nefertiti | 2011-11-19 01:58 | 観劇・映画
「Si puo fare」を見に行ったとき、予告編をやっていて、「見たいわね~」とmicciさんとY子さんと話していた映画「マーガレットと素敵な何か」
ようやく公開になったので、またまた3人で出かけてきました^^

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主役のマーガレットにソフィー・マルソー。
とにかくやり手のキャリアウーマン!
なんていうのか、はっきり言って可愛くないっ!>苦笑

信じるのは「野心」だけ!

ですが、ちゃんと恋もしていて、一点の曇りのないような人生を謳歌中~

なんですが・・・
彼女には、封印していることがありました。

40歳の誕生日に、7歳の彼女から手紙が届きます。

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その手紙がもたらす、「素敵な何か」

7歳のマーガレットが、40歳の自分へ送って欲しいと手紙を託したのは、故郷の公証人。
その公証人が、マーガレットに言う言葉

「自分になりなさい」

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7歳のマーガレットから40歳のマーガレットに届く手紙。

そこには40歳のマーガレットが封印してきた、幼い日の辛い思い出も、楽しい出来事も、すべてが綴られていて・・・

そして、仕事に明け暮れ、会社の取締役、ひいては社長に!とまで野心を抱いていた彼女の心に、「素敵な何か」が芽生えます。

辛い経験をした子供時代、だからこそ誰よりも早く大人に、それも成功した大人になろうとしたマーガレット。
だけど、それでよかったの???

7歳のマーガレットが語りかける、「本当の自分」

40歳のマーガレットは、7歳のマーガレットに心を開き、本来の自分へと戻って行きます^^


ソフィーが上手く演じています。
だけどね、同じ女性として、仕事をもつ身として、マーガレットはなんか可愛くない!と思ってしまうのですよねぇ・・・

なんででしょうかね~???

成功して、すべてを手に入れた同性へのやっかみ???>苦笑

小道具として使われる、7歳のマーガレットが書いたコラージュのような手紙、すっごく素敵でした^^
あんな手紙、もらってみたい~♪



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by ank-nefertiti | 2011-11-02 01:07 | 観劇・映画
ずっと観たかったのですが、なかなか時間がとれず・・・
今日、仕事の後に銀座へ行き、観てきました^^

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舞台はイタリア・プーリアのレッチェ。
そこで家族でパスタの製造会社を営む家の二人の息子の物語。

次男のトンマーゾは、家族には経営学を学ぶと言ってローマで大学生活を送っているけれど、本当は文学部で、夢は小説家になること・・・
そして、そのほかにも彼には家族に言えない秘密があって・・・

一方、地元に残り、父親と一緒にパスタの製造会社の経営に励む兄、アントニオ。
品行方正、両親自慢の息子。
でも、彼にも誰にも言えない秘密があって・・・

トンマーゾが、ある日、兄に自分の秘密を打ち明け、晩餐の時に全員に話すと告げた、その晩餐会の席で、あろうことか兄のアントニオはトンマーゾよりも先に自分の秘密を家族に打ち明ける。。。
機先を制せられたトンマーゾ・・・
家族は品行方正、優等生のアントニオの告白にびっくり仰天し、父親はアントニオに勘当を言い渡し、その直後心臓発作で倒れてしまいます。

そうなると、兄に先を越されてしまったトンマーゾは、自分のことを家族に話す余裕もなく、共同経営者の娘であるアルバとともにパスタ工場を任されることになり・・・

2人の兄弟の秘密、それは二人とも「ゲイ」である、ということ!
まあ別によいじゃないのよ、と私は思うけれど、どうもイタリアでも田舎へ行くと、そう簡単にはいかないらしい・・・

そうこうするうちローマのトンマーゾのゲイ仲間と彼の恋人(?)マルコがレッチェへやってきて、話はますますややこしくなります。

この物語の中心はアントニオとトンマーゾ(どちらかというとトンマーゾ)なのですが、パスタ製造会社を興した彼らのおばあちゃんが、影の主人公です。

最後、おばあちゃんは糖尿病で、甘いものは禁じられているのに、トンマーゾに「自分を出して自分らしく生きること」の大切さを教えるため、その甘いものを正装して食べ、死を迎えます。
おばあちゃんの、生きてきた道は、結婚から大変で、アルバに語る「叶わない思いだったから、ずっと愛は続いているの」という言葉が、この物語のキーポイントかもしれません。

「生きていくこと」、しかも「自分らしく生きていくことの大切さ」を笑いと涙の中に描いたこの作品。
昨年イタリア本国でも大人気となったと言われるのがよくわかります^^

アントニオ、どこかで見た俳優さん!と思ったら「副王家の人々」の主人公でした♪

イタリアの映画、派手ではないけれど、じわじわと心にしみてくる映画が多い様に思います。
また何かこないかな~^^


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by ank-nefertiti | 2011-09-27 00:21 | 観劇・映画

シチリア!シチリア!

昨日、Y子さんから「行きません?」とお誘いがあって、見たい映画だったので「もちろん!是非!!!」と即答した映画、 「シチリア!シチリア!」 を仕事の後に観に行きました。
嬉しいことにもう一人の憧れのマダム、micciさんもご一緒!(やった!)

銀座で待ち合わせ^^
この時期の銀座、子供のころから大好き!

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「ニューシネマパラダイス」の監督、ジュゼッペ・トルナーレが、自分の故郷であるシチリアを描きたい!と、メガホンをとった作品です。

この映画、イタリア映画好きにはたまりません!
かなりマニアックな映画かな、とも思いますが、2時間半はあっという間でした。

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主人公、ペッピーノとその父親のチッコ、息子のピエトロと親子3代の物語・・・
ネタバレになってしまうので、詳しくは書きませんが、エンニオ・モリコーネの音楽にのせて綴られる家族の物語は、しみじみと心に残ります。

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舞台はパレルモにある、小さな街、バーリア。
行ってみたいなぁ・・・
シチリア、いつか絶対に行きたい!と思いました。

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恋を貫いたペッピーノとマンニーナ。
家族の物語であると同時に、この二人の恋の物語でもあります。

そして・・・
映画の最後・・・

これぞ映画!というフィナーレ!
それはご覧になってのお楽しみです^^

やはり、私はヨーロッパの映画が好きみたい。
ハリウッドの映画もとても好きですが、こういうしみじみとした、丁寧な作りの映画が本当に好き。。。

映画が終わったあと、Y子さんとmicciさんと3人でこすもすさんが先日いらしたデンマークカフェでお茶をしました。
いろんなおしゃべりをしていたら、お店の方に「あの・・・お会計を・・・」と言われてしまいました^^;

年末のなんともあわただしい日々の中、その時間だけ別世界にいたような、素敵な時間でした。
Y子さん、micciさん、ご一緒させていただいて本当にありがとうございました。
23日も楽しみにしています♪

そして~
こすもすさん~!!!
お二人とご縁をつないでくださって、ありがとうございます!
心から感謝です♪
by ank-nefertiti | 2010-12-21 21:30 | 観劇・映画

初恋のきた道

ずっと見たかった「初恋のきた道」

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1999年の作品で、ベルリン映画祭で銀熊賞をとり、当時とても話題になりました。
ところが、今日まで見る機会を失い・・・

今日、BS日テレで放送していたので、しっかり!とTVの前に座り観ました^^

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主人公、ディを演じる、チャン・ツィイーのなんと可憐なこと!

あらすじはご存知の方が多いでしょうから書きませんが、純粋な気持ちを貫いた少女の健気さに涙腺がゆるみます。

お料理がこの映画ではかなり重要な位置を占めていて、ディが先生、ルオのために一生懸命作るお料理の数々は、そこに込められたディの先生に対する恋心がのぞいてなんとも微笑ましく・・・

都会と村をつなぐ1本の道。
ディには愛が通ってきた道。

四季折々の美しい風景の中に織りなすディとルオの恋物語。

やっと見ることが出来た作品は、ほっと心が優しくなる映画でした。


今日、オーチャードホールへ小山実稚恵さんのリサイタルを聴きに行きました。
ショパンとシューマン。
素敵でした。

その帰り、ル・シネマの広告が目について・・・
あ~、観たい!!!
「約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語」と「私の可愛い人-シェリ」
だけど・・・いつ行くのだろう???私???
by ank-nefertiti | 2010-11-13 21:52 | 観劇・映画