小山実稚恵の世界「ピアノで綴るロマンの旅」 第5回 めぐる音
2006年から始まった「小山実稚恵の世界 ピアノで綴るロマンの旅」
今日はその第5回目・・・
この演奏会は毎回テーマカラーが決まっています。
なんと今回のテーマカラーは「玉虫色」
毎回、テーマカラーをどこかにあしらって出かけます。
が!!!今回ばかりは困りました・・・
玉虫色のお洋服なんて持っていません~!
探すこと半年・・・ようやく見つけた!
スカートが玉虫色、なのですがわかりますか?
ブルーグレーに写真だと見えちゃいますね、残念~!
そして、今日のプログラム
♪ベルク ソナタ 作品1
♪シューマン ソナタ 第1番 嬰へ短調 作品11
***** 休憩 *****
♪フランク 前奏曲 コラールとフーガ
♪プロコフィエフ ソナタ 第7番 変ロ長調「戦争ソナタ」 作品83
♪アンコール
・プロコフィエフ プレリュード ハ長調 Op.12-7
・ラフマニノフ 前奏曲 ト短調 Op.23-5
・グラナドス スペイン舞曲№2 「オリエンタル」 Op.37-2
今回は実稚恵さん曰く「地味なプログラム」
ところがどうしてどうして!
実稚恵さんが弾くとどの曲もキラキラと輝いて、素晴らしい光を放ちます。
「戦争ソナタ」に至っては、もう陳腐な言葉の感想など本当に失礼!な素晴らしい演奏で、一言
凄いっ!
アンコールの曲まで計算しつくされたプログラム・・・
この12年にわたる演奏会シリーズは、実稚恵さんのファンならずとも一度は聴いておくべきなのじゃあるまいか、と思う凄さです。
フランクの「前奏曲 コラールとフーガ」は、夫が自分のお葬式にはこの曲を絶対に流して!という曲でもあります。
実稚恵さんにそのことを話したら、「随分盛り上げるんですね~」とおっしゃったとか。
CDでなく、生のピアノがよいのだけれど、まだ予定がたたないので、スケジュールを空けておいていただくわけにいかないんです、と伝えたら大笑いされたそうです。
夫曰く、この曲は自分のお葬式で使うのだから、誰も先に使ってはだめだよ!だそうです>苦笑
今日は楽屋へ花束を持って伺いました。
お花屋さんに無理をいい、「玉虫色を表現して」と言って作ってもらった花束・・・
実稚恵さんが私のお洋服を見て「玉虫色!」と喜んでくださいました。
花束も「まあ!きれい!!!玉虫色を意識してくださったのね!」と~
6回目は11月・・・
そしてテーマカラーは青紫。
またお洋服さがさなくちゃ!>笑