初台にあるオペラシティの中の「タケミツメモリアルホール」へ、ヴァイオリンのデイヴィット・ギャレットを聴きに行ってきました。
今をときめくヴァイオリニストです。
TVでは何度かその演奏を聴いたのですが、生では今回が初めて。
驚きました。
なんと豊かなヴァイオリンの音色。。。
安定した音、倍音も美しく、ゆったりとした旋律も、非常に早いパッセージも、その演奏に破綻がなくて、音の一つ一つがとてもクリアに聴こえます。
プログラムは
♪ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100
♪モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.378
休憩
♪グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 op.45
♪パッツィーニ:妖精の踊り op.25
♪サラサーテ:スペイン舞曲より「アンダルシアのロマンス」op.22-1
♪パガニーニ:24のカプリースop.1より第13番変ロ短調「悪魔の笑い」/第14番変ホ長調
♪モンティ:チャルダッシュ
アンコール
♪クライスラー:愛の悲しみ
前半はソナタの大曲を2曲。
どちらもしっかり聴かせる演奏で、音色の美しさが演奏をより輝かせていました。
後半はグリーグ以外は小曲を集めて、華やかな演奏に。
グリーグのソナタも素敵でしたが、「妖精の踊り」は、まるで目の前で妖精達がくるくる回って踊っている様が見えるような演奏♪
パガニーニの「悪魔の笑い」は、大悪魔というより、小悪魔がキャッキャッと笑い転げているようで、音色の豊かさが素晴らしかった。
そして「チャルダッシュ」は、フィギュア・スケートの浅田真央ちゃんがフリーの演技に使用して一躍有名になった曲。
ディヴィット・ギャレットの「チャルダッシュ」は、本当に華やかでした。
容姿端麗なこのヴァイオリニストには、いわゆる「追っかけ」ファンが多数いるようで、今日の演奏会は普通のクラッシックの演奏会とはちょっと雰囲気が違いました。
ワー、とかキャーッとかいう声はさすがにありませんでしたが、会場が演奏中も非常にうるさかった。。。
これはクラッシックファンとしてはとても嫌なのです。
もう少し静かに、そして演奏される曲についてはちゃんとお勉強とまでは言いませんが、どんな曲なのか一度は聴いてから会場に足を運んでいただきたい。。。
贔屓の引き倒し、という言葉がありますが、まさしく今日の演奏会はそれでした。
あんなに会場がうるさくては演奏される方は、緊張の糸が切れてしまいます。
さすがにプロなので、顔には出されませんでしたが、お気の毒でした。
今度はゆっくりと、きちんとした演奏会で彼のヴァイオリンを聴きたいと思います。
あんなに美しい音色のヴァイオリン、本当にもったいない演奏会でした。。。