2012年 11月 17日
ピアノは歌う
先週末と昨日と続けてピアノの演奏会へ行ってきました。
先週末は、小山実稚恵さんの12年24回に及ぶ「小山実稚恵の世界」のシリーズ14回目の演奏会。
今回のテーマカラーは、黒。
イメージは「漆黒の夜・闇への不安」
オーチャードは決して好きなホールではないのですけれど、とにかくここで実稚恵さんがこのシリーズの演奏会をする、と決められたので、3年分ずつのチケットを購入し、毎回マイシートなる名札がついた席で聴いています。
今回のプログラム
シューマン:森の情景 作品82
ラヴェル:「夜のギャスパール」
ショパン:ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1
ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 作品52
スクリャービン:ソナタ 第9番 「黒ミサ」作品68
グラナドス:ピアノ組曲「ゴイェスカス― 恋するマホたち」
第1部より 第4曲「嘆き、またはマハと夜うぐいす」
シャブリエ:ブーレ・ファンタスク
アンコール
ショパン:ノクターン1番
ヴィアルド:セレナード
スクリャービン:左手のためのノクターン
本当に上手いです。
プログラムの組み方も上手いですが、今、日本で最高のピアニストだと言っても過言じゃないなと思います。
ラヴェルの「夜のギャスパール」なんて、本当に上手かった!
スクリャービンはもともとお得意ですが、やはりここまで弾けるピアニストはそういないのじゃないかな?と一音一音をしっかりと聴きました。
音色の美しさはもちろんですが、曲の理解というのか、作曲家の思いというのか、それらをすべてのせて奏でる演奏は、心に沁み込んで、至福の午後でした。
そして、昨夜は武蔵野市民文化会館で、ウィーン三大巨匠の一人である、パウル・バドゥラ=スコダの演奏会へ。
御年85歳のピアニストは、とてもそんなお歳には見えず、矍鑠とされていて、ひとたび演奏となると、まあなんときらきらとした音の洪水であったことか!
音色はきれいで、そして華やかで!
プログラム
ベートーベン:ピアノソナタ第30番 ホ長調
ベートーベン:ピアノソナタ第31番 変イ長調
ベートーベン:ピアノソナタ第32番 ハ短調
アンコール
モーツァルト:アダージョ
ベートーベンの最後のピアノソナタ3曲。
やはりベートーベンは凄い!と思いましたが、それをさらりと演奏してしまうスコダの凄さにも驚嘆しました。
アンコールに弾いたモーツァルトのアダージョは、小さな曲でしたが、本当に愛おしそうに弾かれて、心がほっと温かくなるような演奏で、会場は割れるような拍手が鳴りやまず・・・
演奏会終了後、会場に張り出されたスコダ直筆のこの夜の演奏会に対する感謝の言葉。
実は今、東京にはウィーン三大巨匠と言われるピアニストがもう一人来日中です。(日本って凄い国だなぁと思います~)
スコダの1歳年下であるイェルク・デームス。
私は別のライブがあっていけないのですがotosanはデームスの演奏会にも出かけます。
デームスと日本の木管の演奏者たちとの演奏会です。
デームスさんととスコダさん、とても仲良しなのだとか^^
三大巨匠のもう一人のグルダさんはすでに天国ですが、このお二人には本当に長く演奏をしていて欲しいと心から思います。
日本のピアニスト実稚恵さんとウィーンの巨匠スコダさんと、2週続けてよい演奏会でした。
心に沁み込む優しい時間^^
参加することにしました。
ポチ!っとして下さったら嬉しいです♪
先週末は、小山実稚恵さんの12年24回に及ぶ「小山実稚恵の世界」のシリーズ14回目の演奏会。
今回のテーマカラーは、黒。
イメージは「漆黒の夜・闇への不安」
オーチャードは決して好きなホールではないのですけれど、とにかくここで実稚恵さんがこのシリーズの演奏会をする、と決められたので、3年分ずつのチケットを購入し、毎回マイシートなる名札がついた席で聴いています。
今回のプログラム
シューマン:森の情景 作品82
ラヴェル:「夜のギャスパール」
ショパン:ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1
ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 作品52
スクリャービン:ソナタ 第9番 「黒ミサ」作品68
グラナドス:ピアノ組曲「ゴイェスカス― 恋するマホたち」
第1部より 第4曲「嘆き、またはマハと夜うぐいす」
シャブリエ:ブーレ・ファンタスク
アンコール
ショパン:ノクターン1番
ヴィアルド:セレナード
スクリャービン:左手のためのノクターン
本当に上手いです。
プログラムの組み方も上手いですが、今、日本で最高のピアニストだと言っても過言じゃないなと思います。
ラヴェルの「夜のギャスパール」なんて、本当に上手かった!
スクリャービンはもともとお得意ですが、やはりここまで弾けるピアニストはそういないのじゃないかな?と一音一音をしっかりと聴きました。
音色の美しさはもちろんですが、曲の理解というのか、作曲家の思いというのか、それらをすべてのせて奏でる演奏は、心に沁み込んで、至福の午後でした。
そして、昨夜は武蔵野市民文化会館で、ウィーン三大巨匠の一人である、パウル・バドゥラ=スコダの演奏会へ。
御年85歳のピアニストは、とてもそんなお歳には見えず、矍鑠とされていて、ひとたび演奏となると、まあなんときらきらとした音の洪水であったことか!
音色はきれいで、そして華やかで!
プログラム
ベートーベン:ピアノソナタ第30番 ホ長調
ベートーベン:ピアノソナタ第31番 変イ長調
ベートーベン:ピアノソナタ第32番 ハ短調
アンコール
モーツァルト:アダージョ
ベートーベンの最後のピアノソナタ3曲。
やはりベートーベンは凄い!と思いましたが、それをさらりと演奏してしまうスコダの凄さにも驚嘆しました。
アンコールに弾いたモーツァルトのアダージョは、小さな曲でしたが、本当に愛おしそうに弾かれて、心がほっと温かくなるような演奏で、会場は割れるような拍手が鳴りやまず・・・
演奏会終了後、会場に張り出されたスコダ直筆のこの夜の演奏会に対する感謝の言葉。
実は今、東京にはウィーン三大巨匠と言われるピアニストがもう一人来日中です。(日本って凄い国だなぁと思います~)
スコダの1歳年下であるイェルク・デームス。
私は別のライブがあっていけないのですがotosanはデームスの演奏会にも出かけます。
デームスと日本の木管の演奏者たちとの演奏会です。
デームスさんととスコダさん、とても仲良しなのだとか^^
三大巨匠のもう一人のグルダさんはすでに天国ですが、このお二人には本当に長く演奏をしていて欲しいと心から思います。
日本のピアニスト実稚恵さんとウィーンの巨匠スコダさんと、2週続けてよい演奏会でした。
心に沁み込む優しい時間^^
参加することにしました。
ポチ!っとして下さったら嬉しいです♪
by ank-nefertiti
| 2012-11-17 23:22