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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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Midnight in Paris

期末試験で今日まで仕事が休みなので、渋谷のル・シネマへずっと観たかった映画を観に行ってきました。
ふふ、ル・シネマ、毎週火曜日は1000円なんです~^^

ウディ・アレンの「Midnight in Paris」

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『真夜中のパリに魔法がかかる』

まさしくその宣伝に使われた言葉のまま、私も一緒に行った夫も魔法にかけられ^^

さすがだ、ウディ!と唸りましたよ~

ハリウッドではそこそこ売れている脚本家のギル。
婚約者とパリへやってきます。
ギルは小説を書きたいと願っていて実際に書いているのですが、今一つ自信が持てない・・・
婚約者のイネズと違って社交が苦手、ついつい本音が出てしまうギル。
そこへ現れたイネズの友人、ポールとキャロル。
まあこのポールが・・・
ウディはこういう人間大嫌いだよね!と思う人種で^^;
ポールたちとワインの試飲会に出かけて、その後ダンスホールへ行く3人と別れたギルは真夜中のパリの街をホテルに向かって歩きますが、いつか道に迷いここはどこ?の世界へ。
そこに現れる旧式のプジョー。
わけもわからず車に押し込まれるギル。
そしてギルが連れていかれたのは1920年代、文化芸術の花開く黄金時代のパリのサロンでした。

そこで出会うのがジョセフィン・ベーカー、フィッツジェラルド夫妻、ヘミングウェイとポール・コーターコールー・ポーター!(間違って記載したのを教えていただきました。正しいのになおしました~)
混乱するギル^^;
ヘミングウェイに自分の小説を読んで批評をしてほしいとギルは頼みますが、ヘミングウェイは
「やだね」
と断ります。
「自分より上手けりゃ嫉妬する、下手な文章なら読みたくない」
ああ、そうよね、そうよね!
それでもヘミングウェイはギルをガートルード・スタインの元へと連れていってくれます。
彼女に批評してもらえばよいよ、と言って。(なんて優しいヘミングウェイ!)

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そこで出会うのがピカソと彼と暮らしているアドリアナ。
美しいアドリアナに惹かれてゆくギル。

ここからはネタバレになるので詳しくは書きませが、まあこの映画著名人が出てくる出てくる!

ピカソだけでなく、マティス、ダリ!
フィッツジェラルド夫妻、ヘミングウェイ、T・Sエリオット、スタイン、バーンズに映画監督のブニュエル。
ジョセフィン・ベーカーもコール・ポーターも登場し、あの時代に活躍した人々総出演!

そしてそこからまた時代を遡って、1890年代のパリで出会う、ロートレックにドガにゴーギャン。
いわゆるベル・エポックの時代です。

とにかく演じている俳優さんたちがそっくり!なんですよ!
ダリ役は戦場のピアニストのエイドリアン・ブロディなんですけれど、もうねダリそっくりで~

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ね?そっくりでしょう?

あの時代をわかっていて観ると本当に楽しい映画です。

最後の最後、主人公のギルは一生の大決断をして、それでもハッピーエンドで終わります。

ギルが憧れた人々が暮らす1920年代へのタイムスリップとアドリアナが憧れるベル・エポックの時代へのタイムスリップ。
現実なのか夢なのか、さてそれはどちらでしょう?

ウディは、本物と偽物を上手く描いていて、ギルは本物ですが、ポールはね偽物です。
そしてイネズも残念ながら偽物で・・・
何について本物か偽物かはお分かりになりますよね?

いつの時代もその時代に生きる人は過去の時代を懐かしみ、その過去の時代こそが良い時であった、最高の時であった、と思いますが、またその時代に住む人たちはより過去の時代を懐かしみ・・・
ギルが1920年代が黄金期と言えば、1920年代にいるアドリアナは1890年代のベル・エポックの時代こそが黄金期といい、その時代にいるドガたちはルネサンスの時代こそ黄金期と言います。
この過去の時代を懐かしむ人の感情はいつの世も変わりなく、それゆえに優しくあたたかくこの映画を包み込んでいるのかもしれません。

パリの街も本当に美しく撮れていて、やはり絵になる街だなぁと思いました。
はるかな昔に訪ねたパリ、その時歩いた街角が出てきたりして、とっても懐かしかったです。

もう少しの間上映されていますので、興味のある方は是非に!
非常に面白い、そして心が温かくなる大人のためのファンタジー♪
ところどころで笑いを誘い、私もotosanも劇場にいた方たちもクスクス、ワハハと笑いました。
ところがね・・・
私たちの前の席にいたご婦人3人連れ、笑わないのですよ~
シーン、としていたの。
なんで???
とってもエスプリの利いたさすがウディ!という映画なのに~

しかし・・・私もあの時代ならタイムスリップしてみたいです~^^
コクトーが主催するサロンなんて素敵だもの~



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by ank-nefertiti | 2012-07-03 17:11 | 観劇・映画