2012年 05月 31日
菊之助の藤娘
火曜日、大手町の日経ホールで行われた尾上菊之助の「歌舞伎舞踊」の公演にご招待いただいて出かけてきました。
実は私、菊ちゃん大好き!なんです^^
若手の歌舞伎俳優さんの中でも彼は本当に上手い!と思います。
女形も立役も出来て。
その菊之助さんが昨年の震災の後、何か出来ることはないか、と踊ったのが「藤娘」
その時は、急遽!だったので、記録も残っておらず、ご本人はもう一度機会があれば、と思っていらしたのだそうです。
「藤娘」は、彼の曽祖父である六世菊五郎が、本来の「藤娘」に「藤の精」が踊るという解釈で、振り付けも美術も新しくして踊り、大評判となってその後は人気舞踊となりました。
そして、彼の祖父である梅幸もこの踊りを得意とした、いわゆる「音羽屋」の当り芸。
なので、菊之助さんがどのように踊るのかとても楽しみでした。
幕が上がって、舞台の中央には大きな藤の木。
その木の陰から登場する藤の精。
もうもう可憐で可愛らしくて上品で!
上手いっ!
見入ってしまいました。
「藤の精の持つかわいらしさを大事に丁寧に踊りたい」
と言っていたそうですが、本当にその通りの踊りでした。
後半は、狂言の「棒縛」をもとにつくられた「棒しばり」
次郎冠者を菊之助、太郎冠者を心境著しい尾上右近、そして大名曽根松兵衛を尾上菊市郎。
おなじみ狂言の演目で、せりふも入るこの舞踊は、楽しくて楽しくて!
次郎冠者の滑稽なしぐさが本当に上手くて、表情も豊かで(お父さんの人間国宝の菊五郎さんによく似ています)、菊ちゃん最高!でございました。
休憩時間にmixiでつぶやいたら、お友達のさっちゃんから「私もいるわよ」と返事がありました。
メールで「上にいます」
上って・・・どこ???
2階のホワイエでさっちゃん発見!
彼女はチャキチャキの江戸っ子で、歌舞伎通^^
そういえばさっちゃん、菊ちゃん好きだった!
「杏ちゃん、久しぶりだね~。今日は菊ちゃんだから?」
「さっちゃん~、ホントに久しぶり~、うん、いらっしゃいますか?って言われたから、行きます、行きます!って言ったの~」
「え~、じゃあご招待なの?私、チケット買ったわよ~」
「あっら~、それはごめん・・・」
「いいのよ、菊ちゃん大好きだからね~^^来てよかった!カンザさんもよいけど若手ではなんたって菊ちゃん~!」
などと二人でワーワーしゃべっていたら・・・
すごいオーラの着物の女性が・・・目に留まり・・・
き、きれいっ!!!
菊之助のおかあさんの富司純子さんでした^^
そこへ右近のおとうさんの岡村清太郎さん(今では清元の家元清元延寿太夫さん)が現れて・・・
さっちゃんと「いや、凄いね~」^^
もうこのあたりは完全にミーハーな私~
さっちゃんと「7代目は見る目があったわね~。富司純子さんがいる限り音羽屋は安泰だわ~。あの存在感の凄さは他ではないわ~」と話しました。
しかし菊之助さん、本当に上手い歌舞伎役者になりました。
努力も怠らず、天性のものに磨きがかかり、どこまで上手くなるのでしょう。
ここのところ歌舞伎からちょっと離れていますが、また行きたい!と思いました^^
参加することにしました。
ポチ!っとして下さったら嬉しいです♪
実は私、菊ちゃん大好き!なんです^^
若手の歌舞伎俳優さんの中でも彼は本当に上手い!と思います。
女形も立役も出来て。
その菊之助さんが昨年の震災の後、何か出来ることはないか、と踊ったのが「藤娘」
その時は、急遽!だったので、記録も残っておらず、ご本人はもう一度機会があれば、と思っていらしたのだそうです。
「藤娘」は、彼の曽祖父である六世菊五郎が、本来の「藤娘」に「藤の精」が踊るという解釈で、振り付けも美術も新しくして踊り、大評判となってその後は人気舞踊となりました。
そして、彼の祖父である梅幸もこの踊りを得意とした、いわゆる「音羽屋」の当り芸。
なので、菊之助さんがどのように踊るのかとても楽しみでした。
幕が上がって、舞台の中央には大きな藤の木。
その木の陰から登場する藤の精。
もうもう可憐で可愛らしくて上品で!
上手いっ!
見入ってしまいました。
「藤の精の持つかわいらしさを大事に丁寧に踊りたい」
と言っていたそうですが、本当にその通りの踊りでした。
後半は、狂言の「棒縛」をもとにつくられた「棒しばり」
次郎冠者を菊之助、太郎冠者を心境著しい尾上右近、そして大名曽根松兵衛を尾上菊市郎。
おなじみ狂言の演目で、せりふも入るこの舞踊は、楽しくて楽しくて!
次郎冠者の滑稽なしぐさが本当に上手くて、表情も豊かで(お父さんの人間国宝の菊五郎さんによく似ています)、菊ちゃん最高!でございました。
休憩時間にmixiでつぶやいたら、お友達のさっちゃんから「私もいるわよ」と返事がありました。
メールで「上にいます」
上って・・・どこ???
2階のホワイエでさっちゃん発見!
彼女はチャキチャキの江戸っ子で、歌舞伎通^^
そういえばさっちゃん、菊ちゃん好きだった!
「杏ちゃん、久しぶりだね~。今日は菊ちゃんだから?」
「さっちゃん~、ホントに久しぶり~、うん、いらっしゃいますか?って言われたから、行きます、行きます!って言ったの~」
「え~、じゃあご招待なの?私、チケット買ったわよ~」
「あっら~、それはごめん・・・」
「いいのよ、菊ちゃん大好きだからね~^^来てよかった!カンザさんもよいけど若手ではなんたって菊ちゃん~!」
などと二人でワーワーしゃべっていたら・・・
すごいオーラの着物の女性が・・・目に留まり・・・
き、きれいっ!!!
菊之助のおかあさんの富司純子さんでした^^
そこへ右近のおとうさんの岡村清太郎さん(今では清元の家元清元延寿太夫さん)が現れて・・・
さっちゃんと「いや、凄いね~」^^
もうこのあたりは完全にミーハーな私~
さっちゃんと「7代目は見る目があったわね~。富司純子さんがいる限り音羽屋は安泰だわ~。あの存在感の凄さは他ではないわ~」と話しました。
しかし菊之助さん、本当に上手い歌舞伎役者になりました。
努力も怠らず、天性のものに磨きがかかり、どこまで上手くなるのでしょう。
ここのところ歌舞伎からちょっと離れていますが、また行きたい!と思いました^^
参加することにしました。
ポチ!っとして下さったら嬉しいです♪
by ank-nefertiti
| 2012-05-31 19:27
| 観劇・映画