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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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絶望名人カフカの人生論

先日、新聞を読んでいたら、「絶望の言葉 救いの力」というタイトルの記事がありました。

カフカの「絶望の名人 カフカの人生論」(頭木弘樹訳編 飛鳥新社)に収められているカフカの人生観を表した言葉たち。
未読だけれど、この本にはネガティブな言葉が多く集められているらしい。
だけれども、この本の訳と編集をしたカフカの研究家である頭木弘樹さんは、

「カフカの言葉はネガティブでも、そこから力を引き出される不思議な魅力があります」

と言っています。
そして

「前向きになるためには一度、ネガティブな言葉が必要になる場面があると思うんです」

とも・・・

その本の中に収められている言葉

「将来に向かって歩くことは、ぼくにはできません。
 将来に向かって躓くことは、これはできます。
 一番うまく出来るのは、倒れたままでいることです。」
「ぼくは人生に必要な能力を、
 なにひとつ備えておらず、
 ただ人間的な弱みしか持っていない。」

妙に納得してしまいました。
ストン!と胸に落ちました、この言葉たち。

カフカは、はるかな昔に「変身」しか読んでいないけれど、41歳を前に結核で亡くなった寡作な作家である彼の、この言葉を集めた本を読んでみようか、と思いました。

常に、常に、頑張って、走り続けてきた人が、時に「倒れたままでいよう」と思うことは、必要なことなのかもしれません。

あと少しで、あの大震災から1年が経ちます。

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この子も、ずっと頑張って生きてきて、なぜかノラちゃんから家の子になってしまったとき、「もう倒れたままでいようかしら」と思ったかしら・・・
                   


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by ank-nefertiti | 2012-02-17 22:49 | 考えること