大塚・なべ家
ここの女将は、お茶の先生としても有名な方で、2年前にkazuちゃんのB&Bでお茶会を開かれた方でもあります。
何しろ日本からお茶の道具をすべて持参して、イタリアのカッラーラでお茶会を開くという、とてつもなくスケールの大きな方。
その福田先生が主宰する「ちい茶な会」のみなさまが、kazuちゃんを囲んでなべ家で忘年会をされるというので、お仲間に混ぜていただきました。
伊勢神宮の遷宮で、元のお宮に使われていたという材木を使って建てられた「なべ家」のお店は、とても風情のある佇まいでした。
6時から始まった忘年会なのですが、私は仕事が終わらずお店についたのは6時をだいぶ回ったころ・・・
先に着いていたotosan、midoriさん、erikoちゃんはすっかりなじんでいる様子~^^
まずはここから!
ということで、お椀はふぐの粕汁。
銀杏、牡蠣をお酒とお醤油で炒ったもの、めざし。
なべ家は、この時期「ふぐ」のコースと「蓬莱鍋」のコースとあって、昨日はふぐコース!
これ、1人分のてっさです~
いや~、よいのかしら~
豪勢だわ~
お鍋に行く前に、ゆず切り。
ゆずの香りがすがすがしい美味しいお蕎麦~
ああ、江戸って粋だわ~
江戸っ子でよかったわ~^^
ふぐ鍋^^
福田先生が「うちのふぐはね大きく切ってあるし、骨もついているから、骨をもってガシガシ食べてね!」とおっしゃったので、その言葉のとおりに「ガシガシ」食べました♪
お鍋のあとのお楽しみは雑炊。
これが本当に美味しかった~!(なのに写真なし・・・食べるのが忙しかった・・・^^;)
デザートです。
中の白いものは絹ごし豆腐。
それを寒天で包んであり、黒蜜がかかっています。
江戸の人たちはこんなお菓子を食べていたのかしら・・・
とってもヘルシーなお菓子です。
お食事のあとは、ゲーム!
これがとっても面白いゲームで、知っていたらkazuちゃんが来てくれたときにやるんだった~
プレゼントの包みが1つ、音楽に合わせて参加者の間を回ります。
先生が「ストップ!」と声をかけたときに、その包みを持っていた人が、1枚包み紙を外すと、そこには懐紙と質問カードが・・・
問題は、さすがにお茶の集まりだけあって、茶道に関するものが多くて~
「え~、知らない~!」
などと騒いでいたら・・・私のところでストップ!
恐る恐る包装紙をはずすと・・・
「千家のお茶道具を作る職人をなんといいますか。また千家の袋師、茶碗師の名前をあげてください」
は???
自慢じゃないのですが、若いころいけばなはさんざんならいましたが、なぜか茶道には縁がなかった・・・>大汗;
otosanは盛岡時代に小堀遠州流で習っていたけれど、千家じゃないしねぇ・・・(だけど私より詳しい!歩く生き字引みたいな人なので~^^)
う~ん・・・
茶碗師は・・・あ、もしかしたら!
「楽長次郎???」
福田先生が「あたり!袋師は?」
わかりません!白旗あげました^^;
袋師は、「土田友湖」
職人さんたちは「千家十職」
ああ、聞けばね・・・確かに・・・どこかで聞いたことがある^^;
他にも茶道にかかわる問題が多数出て、とても勉強になりました。
ちい茶な会のみなさまはとても素敵な方たちで、本当に楽しい時間でした。
私たちはただただkazuちゃんのお友達という資格で参加させていただきましたが、皆様が気持ちよく迎え入れてくださって、それもとっても嬉しかったです。
それもこれもひたすらkazuちゃんの人徳!
会がはねて、大塚の駅までkazuちゃんが送ってきてくれました。
途中でまたいろんな話をして、駅でさよなら・・・
改札口を抜けて、後ろを振り返ると、kazuちゃんがずっと見送ってくれていました。
何度も何度も振り返り、手を振って・・・
1月にはまたイタリアで会えるけれど、それでもさよならは寂しいです。
帰りの電車の中で、erikoちゃんと「いや、美味しかったね!なべ家、さすがだね~!」と話しました。
「こんなことでもないと来れないお店よね~」
「いや、食べて飲んだら・・・恐ろしいわ~」
と庶民たちは、一夜の夢に浮かれて家路につきました^^
しかし・・・福田先生、なんと大きく、素敵な方でしょうか!
もうぞっこん惚れ込んでしまいましたよ~
ああ、あんな風になりたいなぁ・・・
粋で、優しくて、器が本当に大きくて!
なれるかな・・・なるように頑張ればよいのだよね^^
と師走の夜に思ったことでした。。。
参加することにしました。
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