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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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文化の日

文化の日です。

午後から代官山のヒルサイドプラザ・ホールで開かれた、「デュオハヤシ」のフレンドリーコンサート『とっておき室内楽Ⅻ』へ林俊昭・由香子ご夫妻のご招待で出かけてきました。

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俊昭さんは、日本を代表するチェリスト、由香子さんはピアニスト。
ご夫妻のデュオが、デュオハヤシ^^

今回のテーマは「近代ロシアの作品の魅力とは?」
ラフマニノフ、プロコフィエフ、スクリャービン、ショスタコーヴィチの作品を取り上げての演奏会♪
作品と作品の間には、ご夫妻のトーク&レクチャーがあって、とてもお勉強になります^^

偶然にも、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」がプログラムにありました。
私、ラフマニノフって凄く好きな作曲家なんです。
安永さんのコンサートでも演奏されて、ヴァイオリンとチェロ、両方で聴けてルンルン♪です~^^

この4人の作曲家、ロシア革命をはさんで活躍した人たちで、革命前と革命後の曲調の違いやらなにやら、俊昭さんと由香子さんがユーモアを交えながらレクチャー♪

ラフマニノフとプロコフィエフは、革命後アメリカへ亡命し、活動を続けましたが、スクリャービンは若くして亡くなり、ショスタコーヴィチはロシアにいましたが、ソ連になってから、2度の政府からの粛清というのか迫害があって、それでも復活をしてきた作曲家です。
そのあたりの話を分かりやすくお二人がお話をしてくださって、ああそうだったのか、と納得もし、悲しく思うこともあり・・・

スクリャービンの曲は、チェロで演奏するものが本当に少なくて(曲数自体も多くないですが)、今日演奏さでれた「ポエム」も、もともとはピアノ曲だったのを編曲されたもので、チェロとピアノの掛け合いがとてもきれいでした♪

後半ではショスタコーヴィチのチェロとピアノのためのソナタ。
とーっても魅力的な曲!
俊昭さんのチェロと由香子さんのピアノが奏でる音楽のなんと美しいことだったでしょう!

ショスタコーヴィチは、晩年、対外的にはほとんど話をしなかったそうです。
それは、一言発する言葉によって、国から糾弾されるかもしれないという、過去の経験で味わった恐ろしさからのものだったのではないか、それでも、その分、己の思いを音楽に託したに違いない、と俊昭さんのお話しでした。

演奏会のあと、ミニパーティがあって、そこで由香子さんと俊昭さんとしばしおしゃべりをさせてもらいました。
俊昭さんが「ショスタコーヴィチ、よいでしょ~。いいよねぇ!」と笑顔でおっしゃいました。
そんなときの俊昭さんの表情は、まるで少年のようでした^^

お二人は、桐朋学園高校で学び、俊昭さんはその後ボストン大学へ留学、そしてその後お二人でイタリア、ローマのサンタ・チェチリア音楽院室内学科に学び、満点の成績で卒業後、イタリアを中心に欧州各地で演奏会を行い、俊昭さんが大阪フィルハーモニー交響楽団のチェロの首席奏者として迎えられたため、1987年に帰国されましたが、その後もイタリアを始め海外での演奏活動も行っていて、今年、イタリア・フェルモ市で、イタリアでの長年の活動を賞して「ジョルダニェロ賞」を授与されます。

俊昭さんと由香子さんのデュオハヤシ。
その演奏は、気品に満ちていて、そして奥深く、聴くものの心にストン!と落ちてきます。

またお二人の演奏を聴かせていただける時を楽しみに、代官山を後にしました^^



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by ank-nefertiti | 2011-11-03 22:30 | 徒然