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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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パルさんへ・・・

業界ではなく一般人の仲間内では「パルさん」の愛称で慕われていた、脚本家の高田純さんの、今日は告別式です。
奥様のご希望で、近親者だけでということになり、私もmidoriさんも伺うことは遠慮しました。

なので、ここからパルさんを送りたい・・・

パルさんへ・・・

金曜日、仕事中に連絡をもらい、その後まるで仕事になりませんでした。

パルさんとはもう8年くらいのお付き合いになります。
お互いの家を行ったり来たり、最初は私一人がお邪魔していたのが、夫も一緒にお邪魔するようになり、パルさんも奥様の幸ちゃんと一緒にいらしてくださったり、こんな風にお付き合いは続いていくものだと思っていました。

それが、突然の訃報。

一番最初にパルさんが我が家にいらしてくださったとき、帰られてから丁寧なメールをくださいました。
そこには

「自分はいつも人を招くばかりで、招いてもらったことがない。人に招いてもらい、大切に丁寧にもてなしてもらうことがこんなに心地よいことだったのかとつくづく思いました。ありがとう」

と書かれていて、私は本当に嬉しかった・・・

実は、私もパルさんと同じで、人を招くことばかりで、よそに招いてもらったことはありませんでしたから、正直こんなもてなし方でよいのだろうか?と不安だったのです。
だから、パルさんの言葉はお墨付きをもらったようで、本当に嬉しいものでした。
その後、招いてもらえない者同士(苦笑)、行ったり来たりが始まったように思います。
そして、それからだれかを家に招くときは、心地よいと思ってもらえるようにとそれだけを心がけるようになりました。
でも、褒めてくれたパルさんは、もう我が家を訪ねてくれることはないのですよね・・・
こんなことなら、「しつこいよ!」と言われるくらいに、「来てくださいよ~」とお声を掛け続ければよかった、と思います。
残念で残念でなりません。

最後の連ドラとなった「熱血ニセ家族」
このドラマには不動産競売やらなにやら法律実務がふんだんに出てくるので、シナリオの案のときからいろいろと相談を受けて、案から決定稿まで先に読ませていただくというなんとも光栄なことがありました。
このドラマはシナリオは最高に面白かったのです。
「俳優さんたちが、この通りに演じてくれたら、本当に面白いドラマになります!」と感想を聞いていらしたパルさんに答えたことが、つい昨日のようです。

夏休み、ふらりと一人でパルさんの家を訪ねて、建設中だった茶室「と庵」の貴人口を一緒に作るという楽しい時間もありました。

本当にたくさんの他ではできない経験をさせていただいたり、知らなかった作家と作品を教えていただいたり、パルさんと出会えたことは、私には人生の幸福だったとしかいいようがありません。
なにより、人への優しさ、温かさをいつも身にまとって、接していただいたことは、感謝以外の何ものでもありません。
mixiでのパルさんからの私への紹介文も、感謝、感謝でした。

人は突然に天国へ行ってしまうということは、父の時に思い知ったことだったのに、またパルさんに教えてもらったように思います。

なかなか会うことができない仲良しのみなさま、後から後悔しないように、たくさん会っておしゃべりしましょうね・・・
パルさんが「だから言っただろう!」とおっしゃらないように・・・

だけど、パルさんにはありきたりのお悔やみの言葉は似あわないなぁと思います。

だから一言・・・

  こんなに早く逝ってしまうなんて、パルさんの馬鹿ぁ!!!!
by ank-nefertiti | 2011-04-25 10:12 | 考えること