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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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陸前高田に

昨夜、otosanから電話がありました。
無事に皆様からお預かりした救援物資は、陸前高田に届けました。

朝、8時半に盛岡を出て、途中で住田町の町役場へ寄り、1時半頃に八木澤商店さんがボランティアで物資を配給している拠点に到着。
河野和義さんと再会。

河野さんは顔をくしゃくしゃにされて、泣き顔でotosanを迎えてくれたそうです。

車から荷物を下して箱を開けるみなさんの顔が輝いたんだよ!と電話の声が弾んでいました。

「わあ!こんなに素敵なものがある!」
「こんなコート、私着たいなぁ!」
「こんな健康器具、避難所に一つあれば、運動不足が解消されるね!」
「子供たちが折り紙を喜ぶね!」
「女性用の下着は、本当に助かる」
「紙おむつも足りないんですよ」
「真新しいタオル!それに歯ブラシ!本当になくてなくて困っていたんです」

そんな会話が荷物を前に飛び交っていたそうです^^

河野さんたちのボランティアでは、30~40ある避難所にどなたがいるかきちんと把握されていて、個人の住宅を避難所に解放されている方のことも把握されているので、入っていた救援物資を必要とされている方のところへ的確に配布していらっしゃるので、今回の救援物資も本当に必要とされている方たちのところへ持っていってくださいました。

東北の方は、つつましやかで、「これが届きましたから使ってください」と持っていっても、「私たちはよいからあちらへ」とか「みなさんの分がなくなるから」とか「家が残っているのだから、家が無くなってしまった方へ先に」とおっしゃるのだそうです。
受け取ってもらうのにも一苦労なんですよ、と河野さんの奥様が苦笑いをされて、otosanはいかにも東北の方たちだなぁと妙なところで感心してしまったと言っていました。

荷物が届いて、さてそれを納める場所は?ということになったとき、ドライビングスクールの送迎バスが無事に残っていて、そのバスが倉庫代わりをしていることや、配達には無事だった八木澤商店の車を使っていることや、本当に頭が下がることばかり・・・

そして、伺ったのがちょうどお昼時で、otosanは河野さんから「お昼ご飯まだでしょう?一緒に食べよう」と誘われて、自分の分はちゃんと持ってきてるから、と言ったら、河野さんが「実はね、今回初めて食べるんだよ」と、手にカップラーメンを持っていて、ああ、そうかいつも手作りの食事をされてきていたから・・・とカップめんをすすられる河野さんを見て、なんとも言えない気持ちになったotosan。

荷物を下し、みなさんからいろいろなお話を伺って、被災した町へ降りたそうですが、

「本当になにもなかった。陸前高田にはもう何も残っていない」

「その後寄ってみた大船渡の方がまだ被害は少ない。だけど、どちらもこれからが本当に大変」

ですが、そんな中でも救いはみなさんの顔の表情がとっても明るかったこと。
河野さんの奥様が

「もう何もなくなってしまったので、かえってすっきりしました。また一からです。」

とおっしゃったので、otosanは「強いなぁ!こういう時は女性の方が強いんだ」と思ったと電話で言うので、私は口には出しませんでしたが「そうだわよ、実際こういうとき肝が据わっているのは女の方だわよ」と心で言いました>苦笑

今回、皆様がお寄せくださった大事な救援物資は、被災されたみなさまに確実に届きました。
民間の力の凄さ、改めて思います。

行政もここまでとはいいませんが、もう少しきめ細かい配慮をしてくれたら、と思わずにはいられません。

そして、今年八木澤商店に入社するのは高校を卒業したばかりのお嬢さん2人。
そのお嬢さんたちの1人が一生懸命ボランティア活動をしていたので、otosanは車に積んであった、アントラーズのマスコット「しかお」のクッションとアントラーズのひざ掛けを「入社祝いと頑張っているご褒美!」と渡したら、そのお嬢さんは、満開の笑顔で「ありがとう!」
いや、彼女はアントラーズのファンなの?と私が電話で聞いたら「え?知らないけど・・・だけど岩手の子だから。小笠原がいるアントラーズは好きなんじゃないの?」
otosan・・・
ま、いいですけどねぇ、喜んでくれたのならね>苦笑

おまけの写真です

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今日の我が家のさくらです。
一分咲き^^
来週は満開です♪
by ank-nefertiti | 2011-04-02 17:19 | 考えること