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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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フィレンツェ散歩9 ニコロ、ここにいたのね!

お茶をした後、実はまだ中に入ったことがない!とわかったヴェッキオ宮へtammyちゃんが連れて行ってくれました^^
そりゃもう5回もフィレンツェに行っているのに、あの有名な500人広間も見てないなんて、普通じゃありえないです~>苦笑

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500人広間。
ここは今でも議会で使っています。
そして壁画は、ヴァザーリの「アンギエーリの戦い」です。
この絵の下に、ダ・ヴィンチの絵がある、と言われていますが、果たして真相はいかに???

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ヴェッキオ宮から見えるドゥオーモのクーポラとジョットの塔。

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ヴェッキオ宮が建てられた当時のままの梁と天井。
彩色が美しい・・・

そして・・・

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ルネサンス時代の歴史家であり政治学者でもあった、ニコロ・マキァヴェッリの像。
この像の隣に、マキァヴェッリというと必ず!な肖像画がありました。
写真に収めたかったのですが、ガラスが入っていて、光の関係で何をどうしても光ってしまい、断念・・・

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これがマキァヴェッリについて書かれた本には必ずといってよいほど使われている肖像画(ウキペディアからお借りました)。

マキァヴェッリは、フィレンツェ共和国の第二書記局長であり、外交官でもありました。
その時代に見た、チェーザレ・ボルジアを理想の君主として書いたのが、有名な「君主論」です。
晩年は失意の中で暮らすことになりましたが、その著作の中には「君主論」のほかにも、喜劇あり「政略論」あり、「フィレンツェ史」あり・・・
著作者として名を博しました。

彼の有名な言葉に

 「私は我が魂よりも、我が祖国を愛する」

というものがあります。
フィレンツェのために常に役に立ちたいと考えていたマキァヴェッリ。
「マキァヴェリズム」、目的のためには手段を選ばず、という危険思想の持ち主であると後世批判され続けた人ですが、「君主論」をよく読むと、決してそのような危険な思想の持ち主ではなく、ただひたすら祖国フィレンツェを愛した人だということがよくわかります。
ただ、彼の考え方は、あまりに時代を先取りしすぎたものであったことが、彼の不幸であったのかもしれません。

この肖像画が、どこにあるのかずっと疑問でした。
ウフッツイにもなく、もしかすると彼の仕事場だったヴェッキオ宮にあるのかな?と思っていたら。。。
やはり、ここにありました。
ニコロは、不思議な微笑みをたたえて、今も彼が心から愛したフィレンツェの政治の場に静かにいます。
by ank-nefertiti | 2011-03-06 00:05 | イタリア