サンタ・クローチェ教会
サンタ・クローチェ教会。
フィレンツェのフランチェスコ修道会最大の教会です。
素晴らしいファサードを持つ美しい教会。
ここには、ミケランジェロやマキァベッリ、ガリレオ・ガリレイのお墓があります。
そして、あのジョットのフレスコ壁画もあるのです。
アッシジのフランチェスコの終焉の場面を描いたジョットのフレスコ画。
美しいステンドグラス
教会の床。
これはなんとお墓です。
お墓を踏んづけて歩いてよいのかしら???
「君主論」で有名な、マキァベッリのお墓。
ニコロ、会いたかったわ!!!
「君主論」の中で、彼は理想の君主として、チェーザレ・ボルジアの名を挙げています。
チェーザレと同時代に生きたマキァベッリ。
非常に興味深い著作です。
あ、小難しいのはいや!とおっしゃる方は、惣領冬実さんが書いている「チェーザレ 破壊の創造者」という漫画にとても面白く書かれていますよ~^^(私、この漫画のファンなんです~♪)
ミケランジェロのお墓です。
豪華です~
ガリレオのお墓。
教会と地動説をめぐって裁判沙汰になっていたガリレオ。
裁判は有罪になり、死後もその名誉は回復されませんでした。
庇護者であったトスカーナ大公は、教皇の許可を得てガリレオを埋葬したいと考え、ひたすら許可の出るのを待ちましたが、この時代にその許可が出ることはなく、正式な許可に基づく埋葬は1737年3月12日にここ、サンタ・クローチェ聖堂で行われました。
近年になって、ヴァチカンはようやくその裁判の誤りを認め、ガリレオに対し、謝罪をしたことは記憶に新しいことです。
そしてロッシーニのお墓!
この日の夜、私たちはロッシーニのオペラを見ることになっていました。
思わずロッシーニのお墓に向かって「今夜、お世話になります」と言ってしまいましたよ~^^
他にもこの教会にはチマブエの絵画があったり、併設の美術館もあったり、書ききれないくらいです。
ライトアップされた教会。
美しかったです。