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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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トリノエジプト博物館展

秋晴れの昨日、上野の都美で8月から開催されていた「トリノエジプト博物館展」へ行ってきました。

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東京での開催はあと1週間!
なかなか時間がとれなくて、やっと・・・
こんなとき、平日が自由になったらどんなによいかな!ってつくづく思います。

12時近くに都美に到着・・・あらら、すごい人・・・
15分待ちでようやく会場に入れましたが、これまたすごい人、人、人!!!

日本人ってこんなに古代エジプト好きな人がいるの???というくらい老いも若きも・・・

今回の目玉、と銘打っているのは、ツタンカーメンの像。
あまりにも有名になってしまった第18王朝の少年王、ツタンカーメン。
今回出品されたのは、門外不出と言われている、そのツタンカーメンがアメン神と並び、その肩に手を回し、親愛の情を表している、と言われる、かなり大きな彫像です。

ただ、彼の親族(あえてそう書きます)である、アクエンアテンが人類史上初の宗教改革を行い、アテン神を唯一の神とし、それまで勢力を誇っていたアメン神を排除した、ということから、アクエンアテンが亡くなり、宗教改革も頓挫したあとに王位についたツタンカーメンは、アメン神官団からの圧力に、アテン信仰を捨て、アメン神への回帰をはかりました。

このことは、当時のエジプトの歴史、というのかアメン神官たちにとっては屈辱の事実ということなのか、アクエンアテン、ツタンカーメンは、その王名表には名前がなく、ツタンカーメンのあと王位についたアイやホルエムヘブらが、彼らの彫像や建築物から名前を消し、自分たちの名前に変えてしまったということが行われました。
なので、この彫像も、ツタンカーメンの名を記したカルトゥーシュが削り取られ、ホルエムヘブの名前のカルトゥーシュに書き換えられています。

それでも!
面影までは変えられず、この彫像の王の表情はまさしく少年王ツタンカーメンのものでした。

パピルスも数多く展示されていて、最初のコーナーには、トトメスⅢのシリア遠征をその後の王朝で物語にした、遠征記が展示されていたり、死者の書のパピルスが当時のままの状態で残されているものの展示があったり、心が躍りました。

他にも棺や、護符や、当時のアクセサリーなど、エジプト文化の見事さを余すところなく伝えてくれる展示物に、もっと早く来ればよかった!と少し悔やまれ・・・

トリノのエジプト博物館は、カイロの考古学博物館に次ぐ展示物があるので有名で、エジプトオタクには垂涎の博物館です。
今回は来ていないのですが、第19王朝のラムセスⅡの像など、枚挙に暇がないほど貴重な当時の作品があって、一度は訪れたいところ・・・

久々にエジプトオタクの私の血が騒ぎました^^

今回、見ることができなかった遺物を見に、トリノへ行かなくちゃ!
イタリア語の先生、エリのふるさとでもある、トリノ。
エリがよく言います。
「杏さん、なんで?なんで何回もイタリアへ行っているのに、トリノへ行かないの?トリノ、イタリアで一番エレガントな街なのに!」
エリ~、行くことにしたわ、トリノ!
博物館にどうしても行かなくちゃだからね~^^
by ank-nefertiti | 2009-09-28 11:39 | 古代エジプト