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イタリア大好き!な働く主婦が綴る日々の雑感、独り言♪                HN 杏

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軽井沢高原文庫

昨日、夫と二人で車をビューン!と飛ばして、日帰りで軽井沢へ行ってきました。

目的は、ここ!

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軽井沢タリアセンの中にある、軽井沢高原文庫です。

ここでいま

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が開かれていて、この展覧会を見るのと、高原文庫の館長でいらっしゃる加賀乙彦さんと、辻さんと旧制松本高校からの親友である北杜夫さんの辻さんの思い出を語る、高原文庫サロンへ参加することが目的でした。

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森のなかに静かに佇む「軽井沢高原文庫」

ここで、10年前に軽井沢で急逝された辻邦生さんの、「豊饒なロマンの世界」と題された展覧会が開かれています。
北杜夫さんとの往復書簡、たくさんの作品の原稿、作品のメモ、子供のころの作文、松高時代の作品、パリの図書館で奥様の佐保子さんと交わしたイラスト。。。

特に原稿は、几帳面な文字が整然と並んでいて、その生き方も端正だった辻さんらしいなぁ、としみじみと見入ってしまいました。

73歳は早すぎた・・・と今でも思います。
次の長編「浮舟」の構想も練っていらして、取材旅行で京都や鎌倉へいらしたときの写真も展示されており、どんな作品になったのだろうか、ともう絶対に読むことができない、その物語に思いをはせて、しばし写真の前から動けませんでした。

高原文庫が建つタリアセンの敷地には

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野上彌榮子さんの別荘や

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堀辰雄さんの別荘で、のちに画家の深沢紅子さん夫妻が住んだ家も移築保存されています。

堀さんの別荘では

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辻さんの親友、北杜夫さんの昆虫展も開かれていました。

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高原のさわやかな風がわたる中、天国の辻さんの、あの穏やかな笑顔のようにグリーンのアジサイが咲いていました。
by ank-nefertiti | 2009-08-09 23:14 |